住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog

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【献立表】(2月16日~3月1日)

2月16日から3月1日の献立表です。


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【スタッフつぶやき】これぞ本場の

神経とは中枢神経から末梢神経とあり、運動神経から自律神経、交感神経や副交感神経など人間を動かす要
運動神経のように自分でコントロールできる神経もあれば、消化機能のようにコントロールの効かない神経もある

最近ご入居されたK様
身長も高く、背筋もいつもピッシリ伸ばされて、話される口調もとても穏やかな、矍鑠(かくしゃく)とされた紳士

つい先日入浴のお手伝いをさせていただいた
「はじめまして」のご挨拶とK様、私それぞれの出身地のお話をした
K様は小倉生まれ、小倉育ちの”無法松”
とは言っても、無法松とは対極のようなK様ですよね、と話しながら初日は終わった

そして、2回目の今日
今日もよろしくお願いします!とご挨拶し、まずは血圧を測らせて下さいと血圧測定
K様のお部屋は午後からの日差しが特に暖かいお部屋
午前中は曇ってましたが午後からはお天気が良くなって気持ちいいですね、と話すと
「外も暖かいよ」
と仰った
ご家族やリハビリなどで外出されていたのかな、と思い
「(外は)暖かかったですか?」
と答えると
「いや、知らないけどね」
と、あまりに矍鑠と答えられたので
「知らんのかい!!」
と関西人のコントロールの効かない反射神経で突っ込んでしまった
慌てて、すみません!!と謝罪すると、穏やかなK様のまま
「関西の人にツッコんでもらったね」
と笑われた
「家に一人でいると笑うこともないから」
と笑っていただけてよかったような、恥ずかしいような

前回より少し高めの血圧は笑ったせいと、また笑ってお風呂をご一緒しました
K様、これからもどうぞよろしくお願いします



【献立表】(2月9日~2月15日)

2月9日から2月15日の献立表です。


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【スタッフつぶやき】人は見かけによらず

小柄で、お掃除にお部屋に伺うとお布団にくるまっておられる
ご自身もお好きだからなのか「猫」のイメージがあるH様
シーツ交換のお掃除のときはゆっくりと起き上がられ、窓辺の椅子に移動される
その動きも日向ぼっこに陽を求め動きはじめる猫ちゃん

そんなH様が陽を浴びながら、はじめられたのはお若い頃のお話
H様は学校を卒業されてから勤められたのは大きな会社で、時代も今とは違う
新入社員のH様は歓迎会でその”飲みっぷり”を認められ、会社の飲み会や接待があればご指名が入ったそう
今でも可愛らしいH様、お若い頃はさぞ可愛かろうことはすぐ分かる
そんな娘さんが”いける口”であれば、そりゃあ、さぞ重宝されただろう

続けて、
「その頃は社交ダンスも流行ってたから、親には洋裁教室に行くって言いながら枝光のダンス場に通ってたのよ」
おお!!
お酒も飲めて、ダンスも嗜むH様、最強じゃないですか!!
と私までもなぜか勝ち誇った気持ちになってしまう無双ぶり
「あの頃は北九州に船もいっぱい来てから、船乗りさんたちと踊るのも楽しくてね」
などなど、聞けば聞くほど出てくる武勇伝

H様はおとなしい印象でしたが、結構やんちゃされてたんですね
と言うと
「そうよ、立派に不良してたのよ!!」
とキリっとした表情で言い切るH様がとても眩しい



【クリスマスピアノコンサート】モナトリエ

心温まるクリスマスを
ピアノの優雅な調べとともに

 クリスマスにご用意していたのは、ハンドベルの演奏会。西南女学院大学のサークル「ハンドベルクワイヤー」の学生さんと先生方をお迎えする予定でしたが、インフルエンザの感染対策として、急きょ先生お一人のピアノ演奏に切り替えることとなりました。皆様のこの日の装いは、カラフルな色がミックスされたもの、鮮やかな赤、真珠をあしらったオーダーメードなど、クリスマスらしいものです。
まずは、ドビュッシーの『アラベスク第一番』。厳かで優しく華やかさも加わった演奏に、静かな拍手が送られます。「今日は急な変更のため、時間は少し短くなりますが、クリスマスをお楽しみいただければうれしく思います。ではもう一曲クラシックを」と始まったのは、マスネの『タイスの瞑想曲』。聞き覚えのある叙情的なメロディーに合わせ、ハミングも聞こえます。
 『きよしこの夜』『もみの木』『牧人ひつじを』は、3曲続けて。しっとりと落ち着いた演奏に、皆様の温かな歌声や静かな拍手が重なります。「次は、雰囲気を変えた曲を。ご存じの方はご一緒に」と聞こえ始めたのは、モナトリエでは、ほぼ初披露となる山下達郎の『クリスマス・イブ』。そして、アンコールは美空ひばりの『川の流れのように』。急な変更対応のため、早めのお開きでしたが、皆様が順に会場を後にされるまで、先生がシューマンの『トロイメライ』をBGMに奏でてくださいます。
皆様からは、「イベントに変更は付き物。落ち着いた演奏会で、良かったよ」「心地よい時間でした」「山下達郎は、YouTubeでも毎日聞いているから、すごくうれしい」など、温かなお言葉をいただきました。この日、先生の耳元で輝いていたのは、サークルの学生さんとお揃いで作ったハンドベル形のオリジナルイヤリング。皆さんの思いを背負っての演奏でした。ハンドベルは、再度日程を調整中です。どうぞ楽しみにお待ちください。

西南女学院大学短期大学部 
保育科講師 山路麻佳(やまじあさか)さん
ピアノは4歳から始め、福岡女学院高等学校、福岡教育大学、同大学院で学びを深める。JR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の車内や博多駅にある「ななつ星」専用ラウンジにて3年程の演奏経験も。現在は、同学内にて保育科のピアノ指導、「ハンドベルクワイヤー」の指導指揮、毎週の礼拝での奏楽も務める。所属する「北九州音楽家協会」の活動の一環として年数回の演奏活動にも力を入れる。


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