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【スタッフつぶやき】100本目

2024年春にご縁あってモナトリエで働き始めた
入社の際、職務履歴書に書いた
「繋がる、繋げられる人として働きたい」
その一環として、2024年7月からブログ担当して記事を書き始めた

入社した数ヶ月、一番大変だったのはご利用者様のお名前と顔を覚えることだった
朝食や昼食、配膳に回らなくてはいけないのに、「この方は一体どこの席の方?」とお盆を抱えて呆然と立ち尽くした
お掃除のサービスでも何階のどのお部屋なのか分からず、あっちこっちをウロウロしたこともあった
「初めまして」とご挨拶すると「前もご挨拶していただいたわよ」と言われることもあった
ブログの記事もこの頃のものは、ご利用者様との距離間もまだ分からず、どこまで書いていいのか悩んでいた
だから文章も今より小さく収まっている
今なら”もっとこの方のこの部分を書けたはず”と思う部分もあるけれど、これはこの時の私の精一杯だった

入社して半年も経てば「ベテランですね」と言われるほど仕事にも慣れ、ご利用者様たちに認められる職員になれた気がしてきた
ご利用者様との距離も近くなり、ご利用者様それぞれを知るようになった
だから私の書く内容も個人的な会話が多くなり、表現も多様になってきた

驚くほどあっと言う間に1年が経ち、ご利用者様がお客様であり友人であり、先輩であり、仲間であり家族のような人たちになった
私の知るご利用者様を知って欲しいと思うようになり、自分の書く表現にも悩むようにもなった
私は「私が読みたいことを書く」を基本においている
自分が読み返して面白いこと、振り返ったとき書いてよかったと思うことを書きたいと思っている
けれど、本当にそれでいいのか?
正直、私は一部のご利用者様のことしか書けず、自分の視点しか持ち合わせていない
悩んでいたころ、「ご家族がブログの話をされていた」という話を耳にするようになった
怒られやしないか、、、とてもビクビクしたけれど、皆さん怒るどころか喜んでいただいた
こんな私の文でも書いてもいいのかな、と思えるようになった

ブログを書くことで
更新の度に教えて欲しいと言ってくれる同僚たちと繋がることができた
勤務時間が違ったり、忙しくて職場では話す時間がない同僚たちと、ブログをきっかけに連絡を取れる、繋がれることが私の支えになった
同僚たちが「今回は誰々さんのことですね!」や「初めて知った!」と言った感想が嬉しくて、次もまた書こう!というモチベーションに繋がった

今回、この記事で100本目
ブログを書き始めて1年と1ヶ月で100本
書き始めたときから周囲の人たちに言われた
「書くの大変じゃない?」
”大変”には”ネタがあるの?”が含まれているけれど、ネタは日々働いていれば絶対に1日1個はあるもので、毎日でも書こうと思えば書ける
それくらい、ご利用者様たちと接することは楽しいことに満ちている
ネタを職員まで求めれば、同僚たちは個性に溢れている
どれだけ多忙で、どれだけ疲れていても、振り返れば楽しいことが起きている
忘れたくない人たちがいて、書き残したい出来事がある

100という数字は一つの節目でしかない
変わらず、私のできる限りで繋がり続けていきたい


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