住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog
【スタッフつぶやき】心配事
- 2025-01-18 (土)
- つぶやき
あれやこれや心配しても起こるかもしれないし、起らないかもしれない
「備えあれば憂なし」とは言えど自然災害だけでなく、日常の何気ない事でも心配していたらキリがないけど、心配事は尽きることがない
とある日、午後の仕事が早く片づき3階のヘルパーステーションで待機していたらナースコールが鳴った
早速、お部屋に伺うとおトイレに行かれたい、とのこと
普段は車椅子を使われている方なのでお手伝いをする
「足が悪いって本当に困るんですよ」
としみじみ語られる
もし自分が足が不自由になり、自分のタイミングで自分の好きなときにトイレに行けなくなったとき、いくら相手(=介護者)が「大丈夫ですよ、いつでも呼んでください」と言ってくれても不安な気持ちは拭いきれないと思う
ヘルパーも他のコール対応など重なればタイミングよく訪室できないこともある
そんな気持ちを考えて、どう返答するのがいいのか考えていたら
「家族が面会に来てくれて、あれやこれや美味しい物を買って来てくれたりするのは本当に嬉しいんだけどね」
そう、娘様もだけれどお嫁様もよく来られますよねと相槌を打つと
「何か欲しいものある?って聞いてくれるのはいいんだけど、それより、帰る前に私をトイレに連れて行って!って叫んじゃう」
そう話される真剣な表情と”行きたいところがトイレ”という言葉の落差に笑いが堪えきれず、爆笑してしまった
その話をされている方のキャラクターも含み、やっぱりセンスがいい
羨ましい
そして、いつも面白い
お約束通り名前は伏せさせいただきましたが、読む人が読めば誰のことかすぐに分かる
その方の唯一無二のセンス
誰なのか、バレないか、心配する私です
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【スタッフつぶやき】三つ子の魂百まで
- 2025-01-13 (月)
- つぶやき
このブログを書きたい!担当になりたいと思ったきっかけはA様との会話
A様は”THE奥様”の佇まいで、柔らかで穏やかな笑顔の奥に芯の強さが垣間見られる
話される言葉も「ごめんあそばせ」と自然に言われる
当初はA様にご挨拶するときも粗相がないか、変に緊張して正直ビビっていた
そんなオーラを発するA様
入社して1週間ほどしたある日、A様のお部屋掃除に1人で伺った
入社1週間たつか経たない頃、仕事自体にも不慣れで先輩なしの1人の仕事そのものに緊張していた
それに加えて、A様に挨拶だけで緊張していた私なので、お部屋のお掃除となれば、相当緊張していたことだけハッキリと覚えている
そんな張り詰めた緊張のお掃除中、私の言葉が関西弁なことに気づかれたA様
「あなた、もしかして関西のご出身?」
と聞かれた
関西でもド田舎の関西の端っこです、と答えると
「実はね、私も大阪出身なんよ」
と関西弁で仰った
おお!!と当初の緊張はどこ吹く風、大阪の方と知ればもう近所の人、遠慮する方が失礼とばかり親近感しかない
A様の佇まいから、きっと帝塚山か箕面ですか?と伺うと
「育ったのは手塚山なんやけどね」
やっぱり、そうやと思いました!と返すと
「でもね、生まれは河内長野なんよ」
!!!!!
これは、関西人なら分かってもらえる”!!!!!”
大阪は大阪でも濃度濃い目な大阪、他府県民が思う大阪がそこにある、河内長野
A様の原点はTHE大阪
大爆笑
続けてA様が話されたのが、A様のお兄様が河内長野の鼻息荒いお兄ちゃんたちに囲まれ大暴れし、それを見かけたお母様が小銭袋を抱えて止めに行かれた、という絶対すべらん話
大大爆笑
笑いが止まらん
A様はと言うと、3歳で保育園に行きたくて毎日保育園の前に居座り、特別に入園を許可された
そして、その保育園にいた年上の”お嬢様”が気に入らなくて「何がお嬢様やねん」と年下のA様がお嬢様に立ち向かった、武勇伝
大大爆笑
たまらん
A様の性格は3歳からお変わりないんですね、三つ子の魂百までやから百までは変われませんね、と言うと
「もうすぐ100やから、100になったら大人しくなれるやろか?」
そう返してくれるA様、大阪の人やわぁ
100になっても変わらんといて下さいね
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【スタッフつぶやき】思い当たるフシ
- 2025-01-11 (土)
- つぶやき
子どもの頃から「ちょっといい?」と誰かに言われると、あれやこれやと”思い当たるフシ”だらけでビクビクしてしまう
ビクビクするくらいならやらなきゃいいのに、やってしまう性分なのでどうしようもない
カッコいい女性の代表であるM様
通称、Mの姐さん
サービスでお洗濯があり、乾燥ができたので居室にお持ちした
いつもの通り「失礼します!!」と伺い「洗濯物ができたのでお持ちしました!!」と言うと、”ああ、あなたね”と私をチラッと見られ、仰った
「あなた、ちょっといい」
M様に「ちょっといい」と言われて思い当たるフシがあれこれ、私の頭の中をグルグル回り、2024年のことはもう終わったことでお許しを!!と逃げ出そうとした瞬間、M様が続けて言われた
「あなた、先日お隣のお部屋に来てなかった?」
「来てました」
そう、つい先日、O様ご夫婦のお部屋のお掃除に伺っていた
でも、特段お隣のM様のご迷惑になるようなことはしてないはずだけど、、、、、と考えていたら
「歌ってたでしょ」
あっ!!
O様の奥様がシーツ交換をお手伝いしていただきながら、鼻歌を”フン♪フン〜♪”と奏でられていたので、”何の歌ですか?”から”シャンソンがいいですよね、やっぱり越路吹雪ですか?それならサン・トワ・マミー!!”
と二人で”二人の恋はぁ〜♪終わったのねぇ〜♪”と歌っていた
しかも、サン・トワ・マミーから愛の讃歌やラスストダンスは私と続き、冬の童謡や春の童謡などメドレーってた、1時間の掃除中終始リサイタルってた
ああぁぁ、お隣のM様のことなど考えず
うるさくてご迷惑だっただろうか?!狼狽えていたらM様が
「いい歌声だったから、もっと歌っていいのよ」
「ああっあありがとうございます!!」
思い当たったけど、思ってたフシではなく、褒められしまった
嬉しい
これでまた思い当たるフシが増えてしまった
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