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【スタッフつぶやき】ノーベル賞

今年もノーベル賞が発表される時期になった
発表と共に生理学・医学賞に見事日本人が受賞するニュースが飛び込んできた
受賞者は大阪大学の教授で、京都大学卒業

京都大学といえば、S様のご主人も京都大学
S様のお風呂をご一緒して快挙を祝う
「私は関係ないけどね」
そう言われるけれど、私はもっと関係ないですよ
二人で笑い、ご主人のお話をする

ノーベル賞といえば、孤高の学者M様
朝、M様に医学賞を日本人が受賞してすごいですね!とお話しする
M様が嬉々として受賞理由を説明してくれようとするけれど、免疫細胞以上の言葉は理解不能、私の頭は朝から機能停止、また時間のあるとき改めて教えて下さい、と今朝は終える

M様、御歳90台後半になられても学びを絶対に疎かにされない
夏の初め、M様のお部屋にお掃除に伺った
分厚い本を熱心に読まれ、広告などの紙の裏面にぎっしり何やら数字を書き込まれている
聞いても絶対分からないと分かりつつ、何を勉強されているのか伺ってみる

そこには簡単な文(私には何が書いてあるのかは理解不能)と、よって、このような結果になるという説明が載っている
そして、続けてM様が言われる
「この説明文からこの結論にどうすれば導かれるのか計算していました」
”そうですか”
聞く前から分かっていても、分からないにもほどがある、他に言いようがない、私
そんな私を気にせず、M様が続けて言われる
「これが証明できたから、ノーベル賞受賞になったんですよね」

ノーベル賞を獲ったような問題を解こうとされていたのか、M様

ノーベル賞
次は文学賞が発表されたら読書好きのM様と本のお話をしよう
これなら、まだ、私も”そうですか”以外の答えもできそうだから



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