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【スタッフつぶやき】親子
- 2025-08-12 (火)
- つぶやき
ご入居者様が増えることは良いこと
”増えると減るのは?”
謎々みたいな問いだけれど、自分がサービスに入るご利用者様の頻度
どの職員がどのご利用者様のお手伝いに伺うかは責任者が決めるので、私たち職員個人が決められるものではない
自分の出勤日とそれぞれご利用者様のお掃除や入浴介助の日が合うかどうか
同じご利用者様のサービスが続くこともあるけれど、数ヶ月当たらないことも結構ある
数ヶ月ぶり、S様の入浴お手伝いに伺った
朝食または夕食ではお会いするけれど、やっぱりたくさんのご利用者様の中で会うのと、お部屋に伺いご一緒するのでは全然違う
「ご無沙汰しています、久しぶりご一緒します」
S様にご挨拶する
「本当、あなた久しぶりね、お願いします」
お変わりないS様で安心する
お風呂をご一緒しながらご主人のお話をする
S様のご主人は大阪出身と以前に伺っていたので
私「ご主人は大阪のどこのご出身ですか?」
S様「阿倍野、知っている?」
よく知っています、大阪の中心地、難波に近く近鉄ターミナル駅がある
結構大阪濃いめの地域
私「阿倍野のご出身ならご主人は面白い大阪の人やったんちゃいます?」
S様「よく面白いことを言ってたね」
ご主人のことを思い出されている
S様「主人はクラッシックが好きで、クラッシックを聴きながらよく文学の本を読んでたの」
私「!!!!」
勝手な想像で、大阪の人がクラッシックを聞いて文学を読むという発想がなかった
無口な大阪人もいるし、人見知りな大阪人もいる
なにわのモーツアルト、キダタロウくらいがちょうどいいと思ってたら、アマデウス・モーツアルトの話をされてしまった
S様がご主人の思い出を話される
久しぶりにご一緒して、新しいお話を伺える、お宝
お風呂から上がり、S様が戻る廊下で8月の予定を見られる
S様「来週はイベントがたくさんあるね」
私「夏祭りもありますよ、焼き芋のお店が出ればいいですね、次は焼き芋があれば2個は買わないとあきませんね」
S様「そう、あのお芋は本当に美味しかったからね」
以前ご一緒したキッチンカーの焼き芋を二人して思い出し、言葉が弾む
今日はありがとうございました、と挨拶していると、娘様がS様のお部屋に来られた
「ご無沙汰しています」
ご挨拶もそこそこに退室する
その後、別のタイミング、エレベーターでS様の娘様とご一緒になった
先ほどは、どうも、と改めてのご挨拶もそこそこに
娘様「そういえば、以前の焼き芋のようなイベントは近くでないんですか?」
ありますよ、ここの夏祭りに、とS様への説明と同じことを娘様にも伝える
私だけが経験できるこの既視感
親子だぁ
久しぶりご一緒したお二人
お二人して私を笑顔にしていただく
親子連携プレイで
たまらんな
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