住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog

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【バラ園へ】モナトリエ

  • 2025-06-14 (土)

5月といえばバラです。これまでに何度も訪れている、小倉南区の総合農事センターへのドライブレクを今月後半に予定していたのですが、どうやらそのあたりはお天気が怪しそうな予報が。そこで、1週間予定を早め井筒屋のローズガーデンに向かうことに。モナトリエからすぐ近くなので、スタッフの体制も組みやすく、多くの方をお連れすることができました。
 エレベーターで屋上に上がると、「わぁ~、すごい!!」「きれいねぇ~」「えぇ~、こんなにたくさんの色や種類があるのね」と、思い思いに散策され香りをかいだりお写真を撮られたり。「お外は気持ちがいいわね」と浅野方面をご覧になり「あの高い建物は何かしら」とスタッフにお尋ねになる方も。
五月晴れの中、「屋上って昔は、子どもの遊具がたくさんあったわよね」と懐かしい思い出話にも花が咲いた午後でした。


【紙芝居コンサート】モナトリエ

  • 2025-06-14 (土)

扉が開き、紙芝居の世界へ
次々と広がる子ども時代の光景


 4月半ばの昼下がり。イベントの開幕に備えて、ステージのテーブルには懐かしい木製のケースが。先に会場入りされた方々は、「こっち、こっち」とお仲間を前のお席に手招きされます。
 「紙芝居、懐かしいねぇ~。1銭持って行ったらあめ玉が1つもらえるの」「話の続きが気になっても、親も毎日はお金をくれなかったよね」と、たちまち子ども時代がよみがえります。今日お迎えしたのは、地域で紙芝居活動を続ける松岡やすこさんです。
 拍子木代わりのそろばんを鳴らす音に続き、「はじまり、はじまり~、今日の紙芝居はジャーン!!」と紙芝居の扉が開き『ネズミ経』のタイトルが高らかに告げられます。「むか~し、むかし」から始まる軽妙な語り口に、首を伸ばしたり前のめりになったり。主役のおばあさんが旅の僧から習ったお経は、ネズミの動きを読み上げただけのインチキなもの。そうとは知らずに毎日熱心に唱えていると、ある日泥棒がやって来て…。話が落ちに向かうにつれ、会場からは笑い声が聞こえ始めます。
2つ目のお話しは『花咲じじい』。2人のおじいさんの見事な演じ分けもあり、「子どもの頃と違って、今なら意地悪じいさんが嫉妬する気持ちも分かるわぁ」という感想も。幕間には、松岡さんの奏でるギターを伴奏に、『春の小川』と『春が来た』を合唱。お馴染みの曲だけに、皆様の大きな声が広がります。
この日のトリは、『裸の王様』。織物職人、お城の家来たち、民衆と、登場人物が多いこのお話も松岡さんの手にかかれば自然に引き込まれ、架空の織物も見えてくるようですが、結末はご存じの通り。「おしまい」の声とともにパタンパタンと紙芝居の扉が閉じられます。
 「楽しかった~。子どもの頃はおじさんが太鼓をたたいて紙芝居の呼び込みをしていました」「母に何回も1銭をねだるほど大好きでした」と、しばし童心に返りお楽しみいただけたようです。

紙芝居屋 松岡やすこさん
テアトルアカデミーで演劇を学んだ後、「劇団や♫北九州」を立ち上げ朗読劇に取り組む。7年前からは、北九州市社会福祉協議会の「いきいきサロン」にて、紙芝居団体の主宰として月1回の活動を継続。若い頃から続けているギターやボーカルのスキルも生かしながら、福岡県内を中心にイベント出演にも力を入れている。


【6月ホームイベント予定表】モナトリエ

有料老人ホームの6月イベント予定表です。


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【献立表】(6月15日~6月21日)

6月15日から6月21日の献立表です。


ファイルイメージ

【スタッフつぶやき】続雨の日・はもん

/////もしもこの記事から読まれる方は、一本前2025年6月12日【スタッフつぶやき】雨の日を読んでいただくとより分かりやすくなります/////

エレベーターで「誰が破門されたの?」と謎を残し去って行かれたA様
そんなA様のモーニングケアに伺った

A様は朝が苦手
A様同様朝が苦手は私は”もしも自分が介護される側”ならと考えると、一番は起こされたくないとしても、2番目は起きるにしても自分のペースで起きる準備をさせてほしい、3番目はあまりうるさくしないで欲しい
お手伝いも立ち座りなど介助は最低限に、そしておしゃべりも最低限に
それでも、この日はA様に話さずにはいられないかった”ハモン”問題

昨日の”ハモン”ですが、あれは”破門”で誰かが追放された訳じゃなくて、雨の日を話題に出てきた”波紋”の方です
それを伝えると
「話題から破門されたのは、私の方か」
いつものA様らしい返しがくる
キレイな日本語について話し、日本語の表現が面白いという話しになる
ある程度のお手伝いが終わり、更衣ができた頃に再度伺いますね、と退室しようとすると
「次はどんな面白い日本語が出てくるか、待ってます」
これまたA様らしく私に次の課題を出される

別のご利用者様の起床のお手伝いを終え、再度A様のところに伺う

着替えを終えられ、朝食に行く準備も整えられている
私「では3階までご一緒します」
A様「お願いします」
お稽古でもはじまるかの如く、ある種の緊張感が私たち二人の間に流れる
鍵を閉め、エレベーターに伺う

私「先ほどの件、美しいではないですが、こっち(九州地方)では元気のある人、しっかりしている人をシャンシャンしてるって言いますよね?私、しょっちゅう色々な人に言われるんです、あなたシャンシャンしてるって」
A様「そうね、あなたはシャンシャンされている、よく言われるでしょうね」
私「私、いつも思っているんです『私、パンダみたいだな』って」

茶道や華道の先生がお稽古中に見せる凛とした表情だったA様が大笑いされる
「お見事」

エレベーターを待っていると、A様とはちょうど反対にお部屋があるH様が廊下を歩いておられる
A様とエレベーターに乗り込み”シャンシャン話し”でまた笑いながらH様を待つ
そして、乗り込まれたH様に”シャンシャン話し”を3階に着くまでの1分も満たない時間で話、豪快な笑いを朝からいただく

波紋から破門のシャンシャン
次H様のサービスに伺ったらきっとまた繋がっていく話題

やはり波紋は好きな言葉で、好きなイメージであり続ける



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