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【8月お楽しみ会・千人鼓の会様による演奏会】モナトリエ・デイサービスセンター

  • 2018-09-13 (木)

8月のお楽しみ会は、日本の伝統芸能である鼓の演奏会。お迎えしたのは、「三弥の会」の先生と生徒さん。涼しげに揺れる芽柳(めやなぎ)が描かれたお揃いの浴衣で登場です。

「皆さん、こんにちは。私たちの会は、2020年のオリンピックをお祝いするため、そして鼓の普及のために作られた会です。今からお聴きいただくのは、『三番叟組曲(さんばそうくみきょく)』というお祝いの曲です。約10分ありますので、ゆったりとした姿勢で聴いてくださいね」と、代表の望月太津三弥先生。

客席からの大きな拍手が収まると、♪タ、ポポポン、タ、ポポポンと鼓の音が響き始め、♪イヨー!ハッ、ハッ、ヨイッ!ホヲ!と掛け合いの声と合わさり、会場は、みやびな雰囲気に。長い曲にもかかわらず、集中して舞台を見つめる方、もっとよく見ようと、体を左右に動かしご覧になる方など、皆さん夢中です。
演奏に続いては、太津三弥先生から、皆さんへの質問です。「鼓の胴や面は何でできているでしょうか」と聞かれ、「桜」「鹿」と会場から声が上がります。正解は、胴は樹齢300年程の桜をくり抜いたもので、面は馬の革。他にも、「演奏は、表の面を打つけれど、音が出るのは裏の面から」などの説明に、皆さん頷いたり、「ほぉー」と感心したり。


そしてお待ちかねの体験の時間。先生と生徒さんが、鼓を手に客席を回ります。「さわるのは、生まれて初めて」「祇園太鼓触っとるからな」など、嬉しそうに挑戦されます。胴と面を繋ぐ調べを握る力加減や、面を打つ位置や使う指の位置で、音の高低差が変わるため、納得するまで何度も演奏してみるつわものも。また、胴に描かれている絵や、調べの色や本数についての質問など、芸術品として興味を持つ方もいらして、体験は演奏時間を越えるほどの大盛況。
終演のご挨拶をされる皆さんを、大きな拍手でお送りし、楽しい宴はお開きとなりました。



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