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【ピアノコンサート】モナトリエ
- 2025-04-22 (火)
懐かしくおなじみの曲ばかり
次々と喜びの歌声が響き渡る
初夏を思わせる陽気の3月下旬。演奏会にお迎えしたのは、シンガーのアンナさんです。「今日は、童謡や唱歌が中心です。最初はピアノの弾き語りをお聞きくださいね」と始まったのは、『ゴンドラの唄』。歌詞カードもなく、歌の合図も送られていませんが、♪いのち短し、戀(こひ)せよ、少女(をとめ)♪と歌う声がいくつも聞こえてきます。続く『高原列車は行く』では、さらに歌声が大きくなり、机の上を軽くたたきリズムを取る方など、ごく自然にセッションをお楽しみです。
「次は、春の歌シリーズです」とウグイスをまねた笛をひと吹きしたアンナさん。曲のイメージに合わせた春の花を手に、客席を進みながら『どこかで春が』『春の小川』『朧月夜』『花』の4曲で歌声を披露。もちろん皆様も全部スラスラと歌い続けます。アンナさんからは「素晴らしいですね。いいお声が響いていますよ」と、会場全体が春の歌でひとつに。
後半のスタートは、『幸せなら手をたたこう』の手遊び歌。出だしをアンナさんが歌うと、すぐにあの手拍子を入れる皆様。でも、今日は替え歌とのこと。2番は♪幸せなら笑いましょ、ワハハ♪、3番は♪幸せならハート作ろ、ラブラブ♪。皆さん集中して説明を聞き、すぐに振り付けをマスター。3番まで通しで歌い、大いに盛り上がります。
ここでいよいよ、事前に配られていた歌詞カードの曲、『リンゴの唄』と『青い山脈』。特におなじみの曲だけに、一層大きな声が響きます。
この他にも名曲があり、プログラムは全12曲。お開きの後も、ご自分でしばらく指揮を取り続け余韻に浸る方や、「お花を用意して歌ってくれるなんて、その気持ちがうれしい」と感想を聞かせてくださる方も。また、会場のあちらこちらから、「知っている曲ばかりで良かった」「いつも歌っている曲だから歌いやすかった」といったお喜びの声も多くいただけた春の昼下がりです。
シンガー アンナさん
上野学園大学短期大学部、東京藝術大学・同大学院で声楽を学ぶ。在学中より声楽講師や聖歌隊ボイストレーナー、歌曲やオペラなどの演奏活動に取り組む。ベルギーの国際コンクール入賞をはじめ、国内外の声楽コンクールで多数受賞。作曲家の仙道作三氏より依頼を受け、星野富弘〈花の詩画集〉より歌曲集「あなたの手のひら」CD発売。近年はポップスにも力を入れており、ライブ活動と並行してボイストレーナーとしても活躍中。
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