住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog > 【ソプラノコンサート】モナトリエ
【ソプラノコンサート】モナトリエ
- 2025-03-22 (土)
ソプラノが描くオペラの世界
懐かしの曲やレアな弾き語りも
2月半ばの演奏会。リハーサルを終え、そのまま会場で皆様をお出迎えしてくださるゲストに、「Misonoさん!!」と呼び掛け握手を交わされるご利用者様。館内掲示やスタッフのご案内で、今日のことを知ってから心待ちにされていたようです。鮮やかなブルーの衣装も、「きれいねぇ~」と皆様の注目を集めます。
「皆様こんにちは。ソプラノ歌手のMisonoと申します。こちらに伺うのを楽しみにしてきました」と、始まったのはオペラの代名詞とも言われる傑作『椿姫』から『乾杯の歌』。グラス片手に客席を回り歌いながら、間奏では「乾杯~」と高らかに、皆様と乾杯のしぐさを重ね、会場全体が舞台のように。客席からは「こんなソプラノは、なかなか出ないよ」という声が聞こえます。
「モナトリエに来たら、ボストンのピアノが弾けると、音楽仲間では有名なんですよ」と、続いては『青い山脈』の弾き語りです。華やかなアレンジの演奏に、大きな手拍子や歌声で応える皆様。『ゴンドラの唄』では抒情的な調べに、静かにゆったりと頷き身を任せます。世界で一番人気のオペラとも言われる『カルメン』の『ハバネラ』は、見事な早着替えと出だしの台詞で、一気に曲の世界へ。聞き応えのあるソプラノに艶のある振り付けで客席に進み、カスタネットが鳴り始めると大きな拍手が響き渡ります。
後半は、『また逢う日まで』からスタート。『愛の賛歌』『踊りあかそう』と名曲が続き、次はちょっと珍しい企画ものです。吉幾三の『雪國』、ベートーベンの『悲愴』『運命』という3曲が、巧みに融合した新たな展開に「こんなふうになるなんて面白い」の声。
お開きの曲は、『さくらさくら』、お見送りのBGMには『川の流れのように』の弾き語りです。「素晴らしかった」「お声がいいですね」などの感想をはじめ、「またお越しください」とリクエストをお伝えになる方もいらっしゃいました。
ソプラノ歌手 Misonoさん
福岡女子短期大学音楽科声楽課程卒業、同専攻科修了。テノール歌手、森岡謙一氏に師事。その後イタリア、ドイツ、オーストリアなどでオペラ研鑽。北九州を拠点にしつつ、東京など各地で数々のイベントやステージにゲスト出演。オペラパフォーマンスの他、コーラス3団体で歌の指導にも力を入れる。ファーストアルバム《ヴォカリーズ》発表。野見山御園としても活動中。
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