住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog

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【スタッフつぶやき】面子

私には自分でも意外な才能がある
それは「麻雀」
私の麻雀は特殊で、実際の牌で麻雀をしたことがない
全てゲーム
ゲームの麻雀はリーチを自動で教えてくれたり、”あがり”を教えてくれるので、私はなんとなく数字や絵柄を揃えればいい、あとは機械任せ
なので点数計算も全くできない
あがれる役牌も3つくらいしか知らないけれど、結構強い
麻雀ゲームのランキングも何のかのと結構上位だったりする
しかし、何度も言うけれど、本当の麻雀はしたことがない

麻雀といえば、C様
お掃除に伺うと、テレビゲームで麻雀に興じられている
「時間を忘れてやってしまう」
笑いながら話される
「わかります、私も何も考えずただ牌が流れるだけの画面を一日眺めて過ごす日があります」
C様が話される
「昔は麻雀牌を3〜4セット持ってたのよ」
「将棋や囲碁と一緒で、麻雀牌にも上から下まであるんでしょうね」と答える
「あなたも(麻雀)するの?」
「するのはしますが、本物の麻雀はしたことがないんです」
C様が「この子は何を言っているんだ?」と困惑された表情をされる
どう説明すればいいのか
「テレビゲームでならご一緒できるんです」
「ここ(施設)では麻雀できないわよね」
やるなら、面子に入れて、いろいろ教えて下さい
3つしか役牌を知らないことはC様には言わないでおこう

麻雀をするなら4人必要
意外なところで麻雀のお話をしたのは、N様
N様のご主人は
「おM(N様の下のお名前)ちょっと一緒に遊ぼうじゃないか」
そんな言葉でN様を連れ出し、一緒に興じられていたとか
N様に
「麻雀されるんですね」
伺うと
「よくフリテン(麻雀のルール)をして、みんなに笑われてたのよ」
「フリテン、私もよくやります、自分で気付けないんですよね」
「点数の計算も難しいのよね」
続けてN様が
「あなたも麻雀されるの?」
「することはしますが、本物の麻雀はしたことがないんです」
訳の分からない答えをし、C様同様にN様も困惑した表情をされる
「テレビゲームでしかしたことないので、お手柔らかに」
N様が言われる
「今度、私が”カモ”にして差し上げましょう」

C様、N様、私
これで面子が3人揃った
あと一人
ずっと前に、どなたかご利用者様が麻雀のお話をされていたような気がするけれど、どなただったか思い出せない
しかしながら、私の”本物の麻雀”デビューがそう遠くなさそう



【夏祭り】モナトリエ

  • 2025-11-17 (月)

世界の料理や民族衣装をはじめ
万博をテーマに夏祭りを開催

 今年の夏祭りのテーマは、「万博」です。本物のパビリオン巡りさながらに、盛りだくさんのプログラムをご用意しました。万国旗を飾った3階で、まずはランチバイキングから。この日のためにお招きしたのは、有機野菜にこだわる完全貸し切り制のイタリアンレストランを八幡西区で営む「ピノッキオ」さん、小倉北区木町に店舗を構えながらキッチンカーやケータリングでフランス料理を提供する「ルナモナミ」さん。皆様の日頃のお食事を手掛ける1階の厨房スタッフも、多国籍メニューをご準備。マルゲリータ、キッシュ、パエリア、エビチリなどからデザートまで、ズラリと並んだカラフルな品揃えに、「これは何?」「いろいろ食べたいから少しずつね」などお店の方とも積極的に交流される皆様。
 テーブルでの会話も華やぎ、お食事を終えられた方から順次2階にご移動です。出迎えるのは、ブータン、チュニジア、ウズベキスタンなど世界の民族衣装を着たモナトリエのスタッフたち。「わぁ~、かわいい、それどこの国?」「あっ、それはアフリカの衣装ね」「かっこいい!!一緒に写真を撮りたい」と、世界旅行を模した背景を前に観光地のような賑わいです。
 夏祭り後半は、再び3階に戻り3部構成のステージを。スペイン留学の経験があり多くコンクールでも活躍するプロのギターリスト池田慎司さんが奏でる『アルハンブラの思い出』、メキシコの曲『シエリトリンド』などで、気分はすっかり異国の地へと。続いては気功です。看護師の傍ら気功講座の講師としても活躍中の平紘子さんの動きをお手本に約20分。日頃からデイサービスで体操に取り組んでいるため、皆様の体の動きはとてもスムーズ。
この日のトリは、モナトリエ初となるインドネシアのバリ舞踊。現地で学んだ川崎麻愛さんとご友人がきらびやかな衣装で登場されると会場から歓声が。バリのお祭りの定番曲という『パニャンブラマ』『チョンドン』では、指先や首のしなやかな動きに魅せられます。バリ舞踊の貴重な体験もしてお開きとなるも、しばらくは記念撮影の順番待ちが続いた今年の夏祭り。55年前の大阪万博やかつての海外旅行の思い出話も聞こえ、大変お喜びいただけました。来年もどうぞ楽しみにお待ちください。


【夏のテラスガーデン】モナトリエ・デイサービスセンター

  • 2025-11-17 (月)

鮮やかな緑の葉と勢いのある蔓の合間に、次々と開く涼やかな朝顔。人の背丈ほどに育ったオクラは淡いクリーム色の花を咲かせ、青い実をつけたレモンの周りには蝶が舞います。2階のテラスガーデンでは、この夏も自然の営みを垣間見ることができました。
例年以上の暑さのため、皆様にはガラス越しやスタッフが撮影した画像をもとに、その様子をお伝えし、ガーデニングに詳しい方からは、「これは摘心しなくちゃね」とアドバイスをいただきます。キュウリは苗の段階でダンゴムシに食べられてしまったこと、初挑戦のカボチャは、花は咲いたものの実がならなかったことなどは、来年以降の課題です。
猛暑の中でも元気に育ったトマトは、クラッカーにのせておやつに。今はシソが可憐な花を咲かせています。やがて種がこぼれ、また来年も爽やかな葉を茂らせてくれることと思います。


【初秋の演奏会】モナトリエ

  • 2025-11-17 (月)

心地よく包み込まれるような
チェロの音色をピアノとともに

 3階でエレベーターを降りると、静かに聞こえてくる低く温かな音色。本番直前まで、細かなチューニングが続きます。早めに来られた方からは、「聴いたことないからぜひと思って」「めったにないから楽しみ」と期待の声が聞こえてきます。
 初秋の演奏会にお迎えしたのは、チェロ奏者の木村郁さんとピアノ奏者の岩佐靖子さん。演奏を前に、一旦立ち上がり大きなお辞儀をする木村さんに期待を込めた大きな拍手が上がります。始まったのは、バッハの『無伴奏チェロ組曲』。チェロならではの、落ち着いた低音の魅力にしばし静かに身を委ね、熱い拍手が上がります。
「ありがとうございます。次からはピアノも一緒に楽しんで聞いてください」と木村さん。2曲目はエルガーの『愛の挨拶』。軽やかなピアノと温かなチェロが醸す穏やかな演奏に、やわらかな拍手で気持ちを伝える皆様。チェロの名曲中の名曲、サン=サーンスの『白鳥』では、優雅に舞う姿が目に浮かび、しばし夢の世界へと。
続いては、日本の曲です。まるでクラシックのような前奏ながら、皆様すぐに気付かれて一斉に歌い出したのは、『七つの子』。お席で大きく手を振りリズムを取る方もいらっしゃいます。「チェロは人の声に一番近い音域だと言われています。皆様の美声とのマッチングはいかがでしたか」との問い掛けに応えるように、『荒城の月』でも歌声が広がります。
次は、かつて木村さんが留学したチェコの作曲家、ドボルザークのオペラから『月に寄せる歌』。演奏前には、美しいチェコの街並みや曲紹介もあり、より想像力を高めながら静かに頷き聴き入ります。
この日の演奏は、アンコールまで含め全9曲。「秋にピッタリで良かったわぁ」「本格的な演奏が聴けて感激しました」「白鳥は有名だけど、あらためて聴くとすごく心が豊かになりました」など、芸術の秋をご堪能いただけたようです。


チェロ奏者 木村郁(かおる)さん
和歌山市出身。愛知県立芸術大学器楽科弦楽器専攻卒業、同大学院音楽研究科博士前期課程修了。2010年より2年間チェコ国立プラハ音楽院にて研鑽を積む。留学中はチェコ国内の教会や古城、サロン等のコンサートに多数出演。プラハサマーアカデミーに参加、ドイツのポンマースフェルデンで行われたオーケストラアカデミーでは、教授陣の推薦により室内楽コンサートにも出演し好評を博す。現在は北九州市在住、響ホール室内合奏団チェロ奏者。


【お月見おやつ会】モナトリエ

  • 2025-11-17 (月)

中秋の名月を前に、10月最初の日曜レクでは、「お月見おやつ会」を開催しました。各テーブルには、折り紙で制作したお月様やウサギの飾りをあしらい、大きな画面ではお月様の映像を流す準備も万端。開始は14時の予定でしたが、早めに来られる方も多く、時間を繰り上げて始めることに。
お召し上がりいただくのは、スタッフ手作りの「なんちゃってわらび餅」です。希少価値の高いわらび粉ではなく、身近な片栗粉を使ったものですが、やはり絶えずかき混ぜる必要があり、少々の根気と丁寧さが求められる作業は午前中から2名のスタッフが担当しました。
抹茶風味のわらび餅に、きな粉と黒蜜をかけ、お隣の「お茶の山口屋」さんの煎茶を添えると、「おいしい、おいしい」のお声があちらこちらから。お茶のお代わりをされ、お仲間とゆっくりおしゃべりを楽しまれた秋の午後です。


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