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【ラテンコンサート】モナトリエ

  • 2024-07-05 (金)

はるか遠くアンデスに誘う
ラテン・フォルクローレの調べ


 ステージに立つアルパカの縫いぐるみ。本物の毛を使ったリアルな姿とつぶらな瞳に、「触りたくなるわねぇ」「かわいい~」とのお声が聞こえます。今回の演奏会は、ラテン・フォルクローレです。
 「皆様、こんにちは。僕たちは南米ペルーから来ました」と、民族衣装のポンチョをまとったワイキスさん。「今日はとても変わった楽器を演奏したいと思います。もちろん、ノリノリもするよ。ゆっくりの曲もするよ。僕は弟のジョージ。こっちはお兄ちゃんのウィリー。よろしくお願いします」とのご挨拶に、大きな拍手が上がります。
 まずは、メキシコの「ベサメ・ムーチョ」。音色を響かせるのは、竹を束ねたサンポーニャ、縦笛のケーナ、小さなウクレレのようなチャランゴなど。ユニークな楽器の紹介にもうなずきながら耳を傾けます。その一方、フォルクローレ全体を支え核となるのはギターとも言われ、兄のウィリーさんは、明朗な中にも哀愁漂うフォルクローレギターの名手。マルチに楽器を演奏する多才なプレイヤーの弟ジョージさんと、兄弟ならではの息の合った演奏で遠くアンデスに誘います。
 「次の曲はノリノリ。一緒に手拍子OK?座ったまま体ゆらゆらね」と、続いての曲は、アルゼンチンの「花まつり」。笛や太鼓の軽快なリズムに、どんどん大きくなる手拍子。スペイン語ミニ講座を挟み、後半はペルーを代表する名曲「コンドルは飛んでいく」、日本の唱歌「故郷」、沖縄ゆかりの「花」が奏でられます。
 お開きは「コーヒールンバ」。タイトルを聞いた途端に大きな拍手が上がり、客席を回りながらの演奏では、「横に来てくれてうれしい」と、盛り上がりは最高潮に。習ったばかりのスペイン語「グラシアス」も聞こえます。「心がウキウキして良かった~」「踊りたかった~楽しかったわ」「『故郷』にはびっくりして、うれしかったよ」など、今回もお喜びいただけました。

WAYKIS(ワイキス)
ワイキスとは、インカ帝国より伝わる言葉ケチュア語で「兄弟」の意味。子ども時代から多くの音楽や楽器に親しみ、2001年から2人で日本に。互いにいくつかのバンドを経て、ワイキスを立ち上げる。大阪を拠点としつつ日本各地で活動を展開。ラテン・フォルクローレの伝統を踏まえながらも自ら作詞作曲を手掛けるなど 新しいフォルクローレの世界を開拓。音楽活動や各種レッスンを通じて、日本とペルーの架け橋となる異文化交流に力を入れている。



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