住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog

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【スタッフつぶやき】会話のキャッチボール

コミュニーケーションの極意!
凄腕営業が明かす、雑談力!
相手の心を掴む言葉!
どこかで聞いたようなキャッチコピー

実は私、この手の本、話題が大好物

これらの本を読んだから私のコミュニケーション能力が高いわけではなく、子どもの頃から私は”そういう子”だったので、基礎があり応用を独学して今の自分を作り上げている
カッコよく表現することにも長けているので、祖父からは詐欺師の素質があると一時は本気で心配されていた

そんなコミュニケーションの鬼である私
朝の話題初手は「天気の話題」と決めている
ご利用者様の多くは外出される機会も少なく、今の外の天気や季節の移ろいを話すことで”外”を感じて欲しいと思っている
そして、天気の話は罪がなく、いろいろな話の方向に広がる

さて、Y様
深刻な表情で考えられたと思うと、”まっいいか”とあっさり悩みを放棄される、潔の良さが最高
朝食を終えられたY様をお部屋に送る
エレベーターにモニターがあり、ニュースだとか天気予報を映している
モニターを眺められているY様に私の常套手段である天気の話をする
「今朝は上着のいるほど涼しかったですが、お昼頃は夏のような暑さになるみたいですよ」
会話のキャッチボール
最初の球は子どもでも受け取れるような柔らかな球を投げる

Y様「あ〜そっ」
私「・・・・・」

2秒ほどの無言が二人の間に流れる

私「私はY様と会話のキャッチボールを楽しもうとしたのに、Y様から返ってきた返事は”あ〜そっ”、それでこの会話は終了ですか?泣きますよ、私」

Y様の豪快な笑い声がエレベーターに響き渡る

Y様「本当、ごめんなさい」
私「いいんですよ、私、Y様には今後は天気なんて当たり障りのない会話ではなく、政治の話や経済の話をするようにしますね」
Y様「やめてー!!(爆笑)」
お部屋に戻られても笑いが止まらない私たち

コミュニケーションは奥が深い
話をどう続けていくのか、相手がどうすれば面白い話に発展していけるのか
自分の思いもよらない話に繋がったり、聞けたり、知識を得たり
多忙で疲労困憊でも、誰かと笑える時間で救われることは多々ある
それを作り出せるコミュニケーション能力
これからも磨かねば



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