住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog
【スタッフつぶやき】ベテラン新人
- 2025-08-03 (日)
- つぶやき
なぜ介護の仕事を選んだのか
私の理由は「全国どこでも必ず就ける仕事」だから
結婚したのはアラフォーで、結婚相手は全国転勤のある人
結婚する前はそこそこ専門職で、北九州でもその職を探せば就けたかもしれないけれど、その先を考えると全国どこでも、何歳になっても就けるとは限らない
そもそも、せっかく転職する機会に恵まれたんだから、思いきって全然違う業界を経験してみたかった
そんなときハローワークに置いてあった初任者研修の案内チラシ
初任者研修とは介護職の第一歩、基礎を学ぶ講座、期間は3ヶ月、受講料は無料で受講中は失業保険も延長して受給できる
知ってはいても関わることのなかった介護業界
旅行でも来たことのなかった九州の地で、苗字も含み全てが心機一転となった私に渡りに船
学校での3ヶ月間、様々な年代の人たちと学生時代に戻り、盟友といえる人たちに出会った
そして、そのご縁で今がある
介護業界には様々な理由で、様々な年代の人たちが働いている
赤いチャンチャンコの年齢だけれど、ほぼ同期のKさん
チャンチャンコ少し前に一念発起し介護業界に飛び込んだ
たまたま学んだ職業訓練校が一緒で、モナトリエに入社したのも1ヶ月違い
入社当初からご利用者様が食事に来られると皆んな同じ顔に思えるよねぇとか、エレベーターに乗っても何階に行けばいいのか悩んでウロウロしてしまうよねぇなど、同じことに悩みながら、お互い励まし合ってきた仲
ただ、私は介護経験者、Kさんは介護初心者
ご利用者K様の起床のお手伝い
同期Kさんが担当に付いていた
補助は私がついた
普段から丁寧な仕事のKさんがいつものように丁寧にケアされている
”できてるね〜”っと思っていたらKさんがすごく小さな声で
”失礼しま〜す”
と呟いている
私「誰に言うてんねん?!」
ただでさえ私が見てると緊張するだろうから何も言うまいと思っていたけれど、これには反射神経で突っ込んでしまった
私「Kさん、私にぎりぎり聞こえるくらいで囁いてるんですよ、K様に言うでも私に言うでもなく」
K様にチクってやった
Kさん「ひゃ〜バレてしまった」
同期KさんもK様も皆んなで大笑いする
その後、和気あいあいしながら無事起床介助も終わりポジショニングを行う
同期Kさんがベットを操作しようしているので
「先に足のポジショニングをする方がいいですよ」声を掛ける
Kさん「そうですね」
しかし、動こうとしない同期Kさん
私「あなたがするんですよ〜」
先輩風強めを吹かせて私がポジショニングする
そしてK様に
「こうやって若い私が働かされるんやね、うまいことしはるわぁ」
と訴える
アワアワしている同期Kさん
そんな姿を見て終始ニコニコされているK様
K様「仲良しね」
ひたすら楽しい時間になった
暑いし、忙しいけれど、こうして仲間がいて、分かってもらえるご利用者様がいて、私たちはまた仕事を続けていける
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