住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog
【スタッフつぶやき】家族のような存在
- 2024-09-21 (土)
- つぶやき
私はご縁があり遠方より北九州へやって来た
100万人近い人が暮らす地で、私を見て、私が誰だか分かる人が家族以外いない、親戚も知人もいない、旅行に出かけてもお土産を買う相手もいない日々を過ごしたことがある
学生時代も親元から離れた学校を選んだけれど、周囲の友だちたちも同じ境遇で、何より初めて味わう自由に夢中で、「知らない土地」の存在に気が付かなかった
先週、私事で1週間のお休みを取った
1週間後、朝職場に出勤するとあるご利用者様から
「元気な声が聞こえてよかった」
と声を掛けていただき、また別のご利用者様からは
「身体は大丈夫?」
とご心配いただいたり、また違うご利用者様からは
「お土産は?」
と催促され
「元気な姿がお土産です!!」
と答えると、
「それではお腹は満たされへんな」
と漫才になり、周囲の人たちも交えて笑いに包まれたり
お土産を渡す同僚がいて、私のお土産話を聞いてくれるご利用者様たちがいる
「ただいま」と言うと「おかえり」と言ってくれる人々がいる
私が働いている職場は、私の家族のような存在になっている
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【スタッフつぶやき】お隣さん
- 2024-09-05 (木)
- つぶやき
私はど田舎育ちなので、隣近所は家族の延長の人々であり、町内の多く人々も顔見知りであった
北九州へ引っ越しアパート暮らしをしている今、お隣さんの顔は知っていて、階段や駐車場で会えば挨拶はするけれど、それ以上でもそれ以下でもない
それがいい、悪いでもない
H様のお部屋にお掃除に伺った
H様は隅々まで掃除ができるように、私たちヘルパーが伺う前にご自身で動かせる物を廊下に出しされ、掃除機やモップを掛けている間は廊下で待っておられる
いつもの通り、シーツ交換をH様にお手伝いいただき「終わるまで外にいますね」と仰り廊下に出られた
モップをかけていると、H様のお隣N様のお部屋から声が聞こえる
H様と同じ時間に同様にお掃除に職員が伺っていて、N様に
「シーツ交換が終わっているので、お部屋にいていただいても大丈夫ですよ」
続いてN様が
「いいの、いいの、外で待つから」
「廊下は暑いし、お部屋の方が良くありませんか」
と職員が続けても、N様は
「いいのよ」
H様のお部屋で掃除を続けていたら
「あそこは何ができるんだろう」
「大きな重機が入ってきたね」
「あの古い家は誰か住んでるのかな?」
廊下の方に目をやると、H様とN様が窓から旦過の再開発を眺めながら、おしゃべりされている
ああ、さっきの言葉はこういうことだったんだ
H様のお部屋掃除が終わり、市立大学の一部も入るような施設ができるらしいですよ、とお二人の仲間に少しだけ加えていただた後、H様がN様と私に小さく手を振りながらお部屋に戻られた
その後すぐ、N様もお掃除が終わりお部屋に戻られた
素敵なお隣さん付き合い
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