住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog > つぶやき
つぶやき
【スタッフつぶやき】小倉祇園太鼓
- 2024-07-26 (金)
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7月に入り夕方になると太鼓の音が聞こえるモナトリエ
旦過近隣に住んでおられたA様が聞こえるのはどこの太鼓なのか教えてくれる
N様は砂津に住んでおられ、昔は娘さん、息子さんが叩く太鼓について歩くのが大変だったお話を聞かせてくれる
ご利用者様たちにどこからか聞こえる音色だけでなく、生の演奏を!との思いに協賛していただいた古船場一・二丁目町内会の子ども太鼓の皆さんがモナトリエに!
太鼓は最古の楽器の一つ
地方ごとに打ち方は違えど人の心を揺さぶるのは、昔々から人の体の奥底に刻まれた記憶
太鼓の音を聞くと心が弾み、気持ちが昂る
コロナ禍のこの4年、疫病退散のお祭りであっても心から楽しむこともままならない日々
こうやってみんなで集まり、子どもさんたちの演舞を見られることがありがたい
子どもさんたちの元気な姿にお祭りの原点を感じます
そうでなくても、子どもさんたちが一生懸命に演舞される姿に拍手喝采、感涙される方も
古船場一・二丁目町内会の皆さん、本当にありがとうございました!!
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【スタッフつぶやき】土用の丑といえば
- 2024-07-24 (水)
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今日は土用の丑
Y様はある飲食店の奥様
編み物がお好きでお部屋には作品を飾る棚もあり、過去の作品は写真集にまとめておられる
おしゃべりがお好きで、お話も上手、ときどき「おしゃべりし過ぎよね、すみません」と仰りながら、お話を続けられる
そういうお人柄がとても好き
ある日のお風呂にて
Y様の入浴サービス時は介助に注意が必要な点があり、注意点を教えられた職員のみが行う
Y様「今日は目がクリッとした方はお休みですか?」
私「細身で背の高い職員ですか?」
Y様「ほら目がクリッとして、かわいい方」
私「メガネを掛けた、ほんわかした職員ですか?」
Y様「前ご一緒した目がクリッとして、かわいい方なんだけど」
Y様の目を3秒ほど見つめ
私「目がクリッとしてかわいい職員、それは目の前にいる私ではありませんか?」
Y様が私を2秒ほど見つめ
Y様「困ったわねぇ」
私「困りましたねぇ」
2人で爆笑
笑い声が廊下まで響き渡りました
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【スタッフつぶやき】特技
- 2024-07-23 (火)
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働くスタッフ、ヘルパーには様々な特技がある
ヘルパーの仕事であれば、シーツをめちゃくちゃ上手にピッチリと張るという特技がある人もいれば、とてもとても丁寧なお掃除をすることを特技とする人もいる
前職で培った技術でご利用者様とコミュニケーション、接遇を特技とする人もいれば、ブログを管理している私自身、文章を書くことを特技として人もいる
何気ないコミニケーションが特技のIさんが、私を手招きして教えてくれる
食堂のテーブルに対面となるご利用者様の間にコロナ対策としてパーテーションが置かれている
そこに季節ごとに可愛らしい折り紙が飾られている
ご利用者様たちも折り紙を楽しみされていて、食事を待つ間など近くの席の方と話のタネにされている
けれど、折り紙が飾られていることは知っていても”誰が”折り紙を折り、季節ごとに飾っているのかまで正直考えたことがなかった
Iさん曰く、この飾りは夜勤の時にOさんが作り飾ってくれていると
Oさんにそれを聞くと
「私、こういうの得意だから」
と何の気負いなく言われる
スタッフそれぞれの特技、できること、心遣い、気遣いが心地のいいモナトリエです
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【スタッフつぶやき】憧れの女性とは
- 2024-07-23 (火)
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一昔前は理想の男性像を表現するのに「少年のような男性」と言う言葉を耳にした
反対に「少女のような女性」とはあまり聞かない言葉だけれど、N様のお人柄を表現すると「少女のような女性」だと思う
お話される口調はまるでパッヘルベルのカノンのようで、耳に心地よく、ときどき「お願い」とお願い事を言われると、その甘い口調と上目使いでイチコロにお願いされてしまいそうになる
ある日、N様のお部屋でシーツ交換とお掃除のサービスをしていると、ご家族の話題になった
N様はご両親からとても可愛がられ「Yちゃんは何もしなくていい、お母さんがしてあげるから」と言われ育たれた
「わかる!そうでしょうね」
と伺いながらお掃除を続けていると、N様が私を眺めながら
「あなた、お掃除もお洗濯もしてくれるし、まるでお母さんみたい」
お掃除が終わり、ベットに寝られるN様にお布団を掛けると
「お母さん、ありがとう」
と私におっしゃった
私、N様と二人の時はN様のお母さんでいい!!
私の理想の男性像は「少年のような男性」ではないけれど、なれるならばN様のような「少女のような女性」になりたい
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【スタッフつぶやき】自慢話
- 2024-07-12 (金)
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ヘルパーは「自慢話」が大好きだ
昼休みなど3〜4人集まれば、3回に1回は自慢話大会が開催される
さて、どんな自慢話かと言うと
”ご利用者様から聞いた、ご利用者様の話”自慢
門司港ご出身のM様はお風呂好き
お風呂の介助中に私がよく聞くお話は
「朝一番に小さなお船で唐戸市場に魚に買いに行くの。大きなお船は下関に行くけど、唐戸に行くのは小さなお船で、揺れるけど気持ちがいいのよ」
新鮮なお魚がいつも食卓に並ぶお話
先輩が自慢してくる
先輩がM様から聞くお話は
「昔は五右衛門風呂だったのよ。子供だったからお風呂は嫌いだったけど、薪の中にお芋を焼いてくれるのが嬉しくて、それが楽しみで入っていたの」
お風呂好きになるきっかけの話
自分が知らない話を自分が知っている人が聞いていると悔しい
自分もご利用者様からみんなが知らないようなお話をもっと聞きたくて仕方ない
ご利用者様を「知る」ためにも傾聴は大切な介護技術の一つであっても、スタッフ一人ではご利用者様と関わる時間は実際限りがある
当然、先輩たちは長くご利用者様と接している分、多種多様な話を聞いている
しかし新人は新しい視点でご利用者様から聞き出し、「その話、初めて聞いた!」が出てくる
そして皆んな、聞いた話をきっかけにご利用者様と”話す”ことができる
一人で聞けること知れることは限られていても、職員一人一人が伺った話を共有すると多面的にご利用者様を知ることができる
孤高のM様のお父様はノーベル賞を受賞した先生から学ばれた
才女のN様はご自身から声を掛けてジョンレノンのサインを貰われた
天真爛漫なI様は子供の頃ご両親に内緒でのど自慢大会に出場された
秘蔵の自慢話を自慢してしまった
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