住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog

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【スタッフつぶやき】”あれ”で連想されるもの

A様は自他ともに認める愛妻家
奥様はすでに他界されているけれど、奥様と過ごされた日々を何年何ヶ月と即座に言われるほど

お昼前にA様が娘さんくらいの年頃の女性とお話しされている
A様には息子さんと娘さんがいらっしゃることは知ってはいても、お顔は知らないので”娘さんと思われる女性”が帰られてからA様に伺う

「娘さんですか?お嫁さんですか?」

するとA様が
「違う、あれ、あれだよ、、、、」

地方から北九州に出て来られ、一代で飲食店を成功させた豪傑な90歳を越えるA様
ひと昔前、世の中には様々な”家族のカタチ”があり、成功者であればあるほど”あった”のも事実
A様の年代なら様々な家族のカタチを築かれていてもおかしくないし、私が知らないだけで他にも娘さんがいらっしゃるんだろうか、それとも、、、、、、、、
言葉にするのも無粋かと思い、私が出した答えは

「(小指を立てて)これですか?」

A様のいつもの大きな声で
「違うよ!!だから、あれだよ、あれ」

「あれ」が続くけれど、ノーヒントなので私からどう聞けば「あれ」が導き出せるかも分からず2人それぞれ悩んでいたら、私たちの近くでラジオ体操をされていたS様が腕を回しながらおっしゃった

「ケアマネさんよ」

A様と私、2人声を揃えて
「ああ!!」

スッキリした気持ちでお昼ごはんをいただきました




【スタッフつぶやき】小倉祇園太鼓




7月に入り夕方になると太鼓の音が聞こえるモナトリエ

旦過近隣に住んでおられたA様が聞こえるのはどこの太鼓なのか教えてくれる
N様は砂津に住んでおられ、昔は娘さん、息子さんが叩く太鼓について歩くのが大変だったお話を聞かせてくれる

ご利用者様たちにどこからか聞こえる音色だけでなく、生の演奏を!との思いに協賛していただいた古船場一・二丁目町内会の子ども太鼓の皆さんがモナトリエに!

太鼓は最古の楽器の一つ
地方ごとに打ち方は違えど人の心を揺さぶるのは、昔々から人の体の奥底に刻まれた記憶
太鼓の音を聞くと心が弾み、気持ちが昂る

コロナ禍のこの4年、疫病退散のお祭りであっても心から楽しむこともままならない日々
こうやってみんなで集まり、子どもさんたちの演舞を見られることがありがたい
子どもさんたちの元気な姿にお祭りの原点を感じます

そうでなくても、子どもさんたちが一生懸命に演舞される姿に拍手喝采、感涙される方も
古船場一・二丁目町内会の皆さん、本当にありがとうございました!!





【スタッフつぶやき】土用の丑といえば

今日は土用の丑

Y様はある飲食店の奥様

編み物がお好きでお部屋には作品を飾る棚もあり、過去の作品は写真集にまとめておられる
おしゃべりがお好きで、お話も上手、ときどき「おしゃべりし過ぎよね、すみません」と仰りながら、お話を続けられる
そういうお人柄がとても好き

ある日のお風呂にて
Y様の入浴サービス時は介助に注意が必要な点があり、注意点を教えられた職員のみが行う

Y様「今日は目がクリッとした方はお休みですか?」
私「細身で背の高い職員ですか?」
Y様「ほら目がクリッとして、かわいい方」
私「メガネを掛けた、ほんわかした職員ですか?」
Y様「前ご一緒した目がクリッとして、かわいい方なんだけど」

Y様の目を3秒ほど見つめ

私「目がクリッとしてかわいい職員、それは目の前にいる私ではありませんか?」

Y様が私を2秒ほど見つめ

Y様「困ったわねぇ」
私「困りましたねぇ」

2人で爆笑
笑い声が廊下まで響き渡りました



【七夕の飾りつけ】モナトリエ・デイサービスセンター

  • 2024-07-24 (水)

 7月になるとデイサービスでは、時折、七夕のBGMを流し始めます。少しずつ雰囲気をつくり、飾りの制作です。今年は、色紙の他、カラーの紙テープも使い、折り鶴、輪つなぎ、網飾りなど、それぞれお得意なものを作っていきます。
しかし、飾りよりも皆様のこだわりは短冊のほう。「短冊を書くなんて、子どもの時以来」と、多くの方が何枚もお書きになります。その内容は、ご家族やお仲間の健康から世界平和など、ご自身以外の幸せを願うものばかり。
 笹は、旦過の「まなこ花店」さんから届いた新鮮なもの。横にした状態で、位置や色合いのバランスを見ながら、皆様で手際よく飾りつけ。いざ、笹を立てると天井につかえる見事な七夕飾りに、次々と「きれいねぇ~」の声が。笹は神様の依り代とされ、邪気を払う効果があると伝わります。これからも皆様の毎日が健やかでありますように。


【洋服販売会】モナトリエ

  • 2024-07-24 (水)

 人と会えず、おしゃれをしての外出もできなかったコロナ禍を経て、対面でのお買い物を楽しんでいただこうと始まった洋服の移動販売。昨年の冬、今年の春、そしてこの夏と開催は3回目となりました。モナトリエのスタッフが事前に打ち合わせをし、洋服、肌着、小物、靴など、季節に応じた商品が並ぶ恒例行事となりつつあります。
皆様とお店の方とは、もう顔なじみです。「この前は、こういう柄を買われたので、今回はこういうのはいかがですか?」「こちらは、前にお求めになられたお洋服と合うと思いますよ」など、おしゃべりが弾みます。今回、初登場したマネキンは皆様の注目を集め、着用しているブラウスには多くの問い合わせが。毎回ぬいぐるみを購入される方は、「これで3匹になったよ」と、お話しされます。次回は、11月の予定です。どうぞお楽しみに。


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