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つぶやき

【スタッフつぶやき】「乗る」という言葉

車に乗る
波に乗る
新聞に載る
「のる」と言っても様々に「のる」表現がある
乗り物だってたくさんある

九州に台風が通過した日、N様に
「(あなたなら)タライに乗って出勤したのかと思った」
という話は以前記事にさせていただいた

1月の初旬、北九州にも雪が積もった、数日後、昼食を配膳したらN様が囁かれた
「あなた、この間の雪の日は”ソリ”に乗って出勤したの?」
そう来たか?!と唸りつつ、
「残念ですが私はその日お休みでした」
と答えると
「あら、残念」
と笑われる
「次、雪が積もったらトナカイにソリを轢かせて出勤しますね」
と答えると
「やるわね!!」
と感嘆され
「白い袋の中身はN様が用意して下さいね」
と続けると
「次の雪が楽しみね」
と褒められた
「褒められてます?」
と伺うと
「どうかしらね」
ふっふっふ、といつものようにはぐらかされた

さて、春は私は何に乗って出勤するのだろう
楽しみ



【スタッフつぶやき】心配事

あれやこれや心配しても起こるかもしれないし、起らないかもしれない
「備えあれば憂なし」とは言えど自然災害だけでなく、日常の何気ない事でも心配していたらキリがないけど、心配事は尽きることがない

とある日、午後の仕事が早く片づき3階のヘルパーステーションで待機していたらナースコールが鳴った
早速、お部屋に伺うとおトイレに行かれたい、とのこと
普段は車椅子を使われている方なのでお手伝いをする

「足が悪いって本当に困るんですよ」
としみじみ語られる

もし自分が足が不自由になり、自分のタイミングで自分の好きなときにトイレに行けなくなったとき、いくら相手(=介護者)が「大丈夫ですよ、いつでも呼んでください」と言ってくれても不安な気持ちは拭いきれないと思う
ヘルパーも他のコール対応など重なればタイミングよく訪室できないこともある
そんな気持ちを考えて、どう返答するのがいいのか考えていたら

「家族が面会に来てくれて、あれやこれや美味しい物を買って来てくれたりするのは本当に嬉しいんだけどね」
そう、娘様もだけれどお嫁様もよく来られますよねと相槌を打つと

「何か欲しいものある?って聞いてくれるのはいいんだけど、それより、帰る前に私をトイレに連れて行って!って叫んじゃう」

そう話される真剣な表情と”行きたいところがトイレ”という言葉の落差に笑いが堪えきれず、爆笑してしまった
その話をされている方のキャラクターも含み、やっぱりセンスがいい
羨ましい
そして、いつも面白い

お約束通り名前は伏せさせいただきましたが、読む人が読めば誰のことかすぐに分かる
その方の唯一無二のセンス
誰なのか、バレないか、心配する私です



【スタッフつぶやき】三つ子の魂百まで

このブログを書きたい!担当になりたいと思ったきっかけはA様との会話

A様は”THE奥様”の佇まいで、柔らかで穏やかな笑顔の奥に芯の強さが垣間見られる
話される言葉も「ごめんあそばせ」と自然に言われる
当初はA様にご挨拶するときも粗相がないか、変に緊張して正直ビビっていた
そんなオーラを発するA様

入社して1週間ほどしたある日、A様のお部屋掃除に1人で伺った
入社1週間たつか経たない頃、仕事自体にも不慣れで先輩なしの1人の仕事そのものに緊張していた
それに加えて、A様に挨拶だけで緊張していた私なので、お部屋のお掃除となれば、相当緊張していたことだけハッキリと覚えている
そんな張り詰めた緊張のお掃除中、私の言葉が関西弁なことに気づかれたA様
「あなた、もしかして関西のご出身?」
と聞かれた
関西でもド田舎の関西の端っこです、と答えると
「実はね、私も大阪出身なんよ」
と関西弁で仰った
おお!!と当初の緊張はどこ吹く風、大阪の方と知ればもう近所の人、遠慮する方が失礼とばかり親近感しかない
A様の佇まいから、きっと帝塚山か箕面ですか?と伺うと
「育ったのは手塚山なんやけどね」
やっぱり、そうやと思いました!と返すと
「でもね、生まれは河内長野なんよ」
!!!!!
これは、関西人なら分かってもらえる”!!!!!”
大阪は大阪でも濃度濃い目な大阪、他府県民が思う大阪がそこにある、河内長野
A様の原点はTHE大阪

大爆笑

続けてA様が話されたのが、A様のお兄様が河内長野の鼻息荒いお兄ちゃんたちに囲まれ大暴れし、それを見かけたお母様が小銭袋を抱えて止めに行かれた、という絶対すべらん話

大大爆笑
笑いが止まらん

A様はと言うと、3歳で保育園に行きたくて毎日保育園の前に居座り、特別に入園を許可された
そして、その保育園にいた年上の”お嬢様”が気に入らなくて「何がお嬢様やねん」と年下のA様がお嬢様に立ち向かった、武勇伝

大大爆笑
たまらん

A様の性格は3歳からお変わりないんですね、三つ子の魂百までやから百までは変われませんね、と言うと

「もうすぐ100やから、100になったら大人しくなれるやろか?」

そう返してくれるA様、大阪の人やわぁ
100になっても変わらんといて下さいね





【スタッフつぶやき】思い当たるフシ

子どもの頃から「ちょっといい?」と誰かに言われると、あれやこれやと”思い当たるフシ”だらけでビクビクしてしまう
ビクビクするくらいならやらなきゃいいのに、やってしまう性分なのでどうしようもない

カッコいい女性の代表であるM様
通称、Mの姐さん
サービスでお洗濯があり、乾燥ができたので居室にお持ちした
いつもの通り「失礼します!!」と伺い「洗濯物ができたのでお持ちしました!!」と言うと、”ああ、あなたね”と私をチラッと見られ、仰った

「あなた、ちょっといい」

M様に「ちょっといい」と言われて思い当たるフシがあれこれ、私の頭の中をグルグル回り、2024年のことはもう終わったことでお許しを!!と逃げ出そうとした瞬間、M様が続けて言われた

「あなた、先日お隣のお部屋に来てなかった?」

「来てました」
そう、つい先日、O様ご夫婦のお部屋のお掃除に伺っていた
でも、特段お隣のM様のご迷惑になるようなことはしてないはずだけど、、、、、と考えていたら

「歌ってたでしょ」

あっ!!
O様の奥様がシーツ交換をお手伝いしていただきながら、鼻歌を”フン♪フン〜♪”と奏でられていたので、”何の歌ですか?”から”シャンソンがいいですよね、やっぱり越路吹雪ですか?それならサン・トワ・マミー!!”
と二人で”二人の恋はぁ〜♪終わったのねぇ〜♪”と歌っていた
しかも、サン・トワ・マミーから愛の讃歌やラスストダンスは私と続き、冬の童謡や春の童謡などメドレーってた、1時間の掃除中終始リサイタルってた

ああぁぁ、お隣のM様のことなど考えず
うるさくてご迷惑だっただろうか?!狼狽えていたらM様が

「いい歌声だったから、もっと歌っていいのよ」

「ああっあありがとうございます!!」

思い当たったけど、思ってたフシではなく、褒められしまった
嬉しい
これでまた思い当たるフシが増えてしまった



【スタッフつぶやき】思い出を思い出す

忘れ物に気がつくのは、それが必要となった瞬間が多い
全然関係ないことから、突然思い出すこともある
誰かと話していて、自分でもすっかり忘れていたことを思い出すこともある

H様の入浴サービス中
私の実家は超ド級の田舎で苗字だけで、住んでいる地域を特定できる
特定できるということは、その周辺に住んでいる人々は親戚であるということで、都会の人々には前世紀の話に思えるような、”分家”や”本家”が歴然と存在し、ラスボスのように”総本家”なるものが現存する
東京生まれ、東京育ちの義兄が初めて我が家に結婚の挨拶に来た際に両親の兄弟姉妹、いわゆる「親戚」だけでなく、本家や総本家などにも挨拶に行き
「俺は一体今誰に会っているんだ」
と田舎の洗礼を受け、姉との結婚を後悔したという話をしていた

最初はいつものH様で「すごいわね!!」と豪快に笑っていただいていた
義兄の話になったとき、H様が少し遠くを見るような表情になりポツリ話された

H様のご主人は福岡生まれ福岡育ちだけれど、もとを辿れば東北地方の田舎で、ご結婚されたとき本家にも挨拶にと、若嫁であるH様も東北にご一緒されたそう
その田舎が私が話た田舎と一緒で次から次に人が来られるけど、紹介されても一体誰なのか分からず、ただただ挨拶するだけで精一杯だった
「田舎ってすごいわよね」
私は私でH様が結婚された頃だと東北までどうやって行かれたんですか?!
何時間かかったんですか?!
と聞きたいことが盛りだくさん

お風呂が終わり、お部屋に帰る廊下でH様が
「私、あなたと今日話すまで、東北に行ったことを忘れていたし、誰にも話たことがなかったわ」
と仰り
「主人との思い出を思い出せてよかった」
と仰られた

忘れ物は忘れたままになることもあるけれど、見つけられることもある
思い出も思い出せないこともあるけれど、思い出せると輝きが増す
H様にも私にも忘れられない思い出になった



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