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【エレクトーン演奏会】モナトリエ
- 2023-12-29 (金)
多彩なジャンルを奏でる
エレクトーンに魅了されて。
11月に、エレクトーンの演奏会を開きました。セッティングが進む中、「20代の頃弾いていたのよ」「娘が習っていたの」「どんな演奏会になるのか楽しみ」と、早くから会場にお越しの方もいらっしゃいます。
「今日は、いろいろなジャンルの曲を持ってきました。まずはごあいさつ代わりに1曲」と、島田康伸さんが奏で始めたのは、「笑点のテーマ」。日曜夕方の長寿番組でおなじみのメロディーに、早速膝の上でリズムを取る方もおられ、大きな拍手が上がります。「後ろの方、音聞こえますか?」との問い掛けに、手を挙げる方や「大丈夫~」とお返事する方など、オープニングから会場の一体感が高まります。
2曲目はクラシックで、「組曲“惑星”から 木星」。オーケストラのように迫力ある演奏に、皆様が盛大な拍手で応えます。異なるジャンルを聴いたところで、楽器紹介です。エレクトーンは鍵盤が3段あり、上から順に右手は主旋律、左手は和音、左足は低音を担当。そして、右足は2つのペダルを使い、音の大きさや深さを変えているとのこと。
この複雑な仕組みが多彩な演奏を可能にするそうで、甲子園の応援で知られる「アフリカン・シンフォニー」、国民的人気映画「男はつらいよ」や時代劇の曲、唱歌、「川の流れのように」、「高校三年生」など、この日のプログラムは全13曲。前奏やタイトル紹介の度に「あぁ~!!」と盛り上がり、あっという間にお開きの時間です。
本番中に、エレクトーンは鍵盤が3段あるためピアノの楽譜は使えず、専用の楽譜がない曲は、自ら譜面起こしをするとお聞きしたこともあり、演奏後にはエレクトーンを囲みペダルについて詳しく質問される方々も。「みんな良かったけど、寅さんが一番気に入ったわ」「左足の動きがすごいね」「高音と低音の差があるのが良かった」「感激!!いろいろ思い出して涙が出ちゃった。大満足」など、今回も大好評でした。
エレクトーン奏者 島田康伸さん
北九州市戸畑区出身。エレクトーンは小学生の時に始め、音楽教室、個別レッスン、サークル活動など、経験は20年以上。今回の演奏会では、「笑点のテーマ」「高校三年生」の2曲が自身で譜面を起こしたもの。現在は、北九州市内を中心に、市民センター、親子ふれあいルーム、戸畑図書館やこども文化会館などで演奏会を開き、音楽の素晴らしさ、エレクトーンの楽しさを広めるべく活動中。クリスマスシーズンの12月は、15公演を予定。
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