住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog > 【ピアノ演奏会】モナトリエ

【ピアノ演奏会】モナトリエ

  • 2023-10-24 (火)

ピアノが奏でるきらめきと、
平和への祈りに聴き入る。

開演前のリハーサルから、お席に着く方がちらほらと。ピアノに向き合うお2人を見て、「え~、連弾?珍しいわねぇ」「連弾いいわねぇ~、めったに聞かないし」「初めての方かしら、楽しみね」と期待が高まります。
今回の演奏会にお迎えしたのは、本山晴子さんと高校生の娘さん。本山さんは、「ストリートピアノ」×「SDGs」のクロスプロジェクトを立ち上げ、さまざまな社会問題解決に向け精力的にご活躍されています。「この辺りでは、小倉駅、黒崎駅、行橋駅に誰でも好きな時に弾けるピアノを置いています」とごあいさつ。1曲目は、バッハの『プレリュード』。優しい調べが会場を包んでいきます。
続いては、『スターダスト』『ブルー・レディに赤いバラを』、そしてNHKの連ドラ「カムカムエヴリバディ」でおなじみの『明るい表通りで』とジャズが3曲。心弾むメロディーに客席から手拍子が加わると、「音楽は、こうして皆さんで楽しめるものなんですよね」と本山さん。曲にまつわるエピソードも交えながら、和やかな時が流れます。


お待ちかねの連弾は、東日本大震災の復興支援ソング『花は咲く』。演奏が始まると、前のめり気味でご覧になったり、体でリズムを取ったりはもちろん、控えめながらハミングも聞こえてきます。静かに盛り上がった後は、「少し眠りを誘うような曲を」とエリック・サティの『ジムノペディ』をソロ演奏。ショパンの隠れた名曲『ラルゴ』には、平和への祈りが込められていると聞き、深くうなずく方も。
アンコールを前に、娘さんが披露したのは、若者が写真撮影で行うハートのポーズ数パターン。皆さん指や腕を動かしながら、徐々に難しくなるポーズに挑戦したところで、アンコールの曲『L-O-V-E』。明るく軽快なメロディーに、手拍子を重ね楽しみます。お開きの後、「音楽は心を慰めるからいいですね」と感想をお寄せいただけました。






一般社団法人 ストリートピアノドネーションズ 
代表理事 本山晴子さん
全国にストリートピアノを11台設置し、音楽があふれるまちづくりを行う。この春からは、ソニー音楽財団の支援により、養護施設や里親さんの元で暮らす子どもたちにピアノレッスンを届ける活動も展開。ピアノは、子どもの頃に習い大人になって再開。施設やイベントでの演奏活動を続け、11月12日(日)には、北九州市役所周辺で開催される「エコライフステージ2023」に出演予定。本業は、子育て支援や女性の起業支援。


住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog > 【ピアノ演奏会】モナトリエ

タグクラウド
検索
購読
ナビゲーション

ページの先頭へ戻る▲