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【ピアノ演奏会】モナトリエ

  • 2025-08-27 (水)

クイズに歌にリズム遊び
音楽でコミュニケーション

 6月の演奏会にお越しくださったのは、ピアニストの谷口淑子さん。ですが、どうやらこの日は演奏だけではないようで…。皆様にお配りする歌詞カードには、早口言葉も並びます。お席に着かれた方は、すぐに早口言葉の練習を始めたり、「懐かしいねぇ」と歌詞をご覧になったり。開演前から客席を回り、皆様にお声掛けされる谷口さんには、早々にサインを頼まれる方もいらっしゃいます。
 客席が埋まったところで、まずは自己紹介をと谷口さん。お名前の読み方や、好きな食べ物を当てる三択問題に、会場からは正解だと思う番号に挙手するほか思い思いの声が上がります。会場が温まり、「一度は弾いてみたい憧れのピアノ曲は?」と谷口さんが問い掛けると、即座に『エリーゼのために』の声。作曲者ベートーベンと曲にまつわるエピソードを聞き、いよいよ演奏です。神様のための音楽から、愛する誰かのために作る音楽が許される時代に生まれたという名曲に大きな拍手が送られます。
 続いては早口言葉。用意された3つのお題をクリアし、しっかり口が動いたところで歌の時間です。谷口さんの演奏で、『みかんの花咲く丘』の3番まで大きな声が響きます。『幸せなら手をたたこう』では、たたく場所やポーズを会場の皆様と相談しながらオリジナルを作ります。次は会場を2チームに分けてのリズム遊びに挑戦です。それぞれが違うリズムで手拍子を打ち、お隣につられないようにしつつお隣のリズムを感じながらの合奏も大成功に。お開きは、ヒーローは自分の中にいるというマライア・キャリーの「Hero」。力強いピアノ演奏に聴き入ります。
「初めて会う皆様と一緒に楽しめるのが音楽の力」だと話す谷口さん。会場を後にされる方々からも「こんなふうにみんなが参加できるのもいいわね」「心が和みました」「今日みたいに、いろいろなお話があるのは楽しいです」とお喜びの声がいただけました。


ピアニスト 谷口淑子(たにぐちとしこ)さん
昭和音楽大学ピアノ科卒業。『NPO法人北九州リバーサイドミュージックBOX』理事長として15年間、『人口の1%といわれるクラシックファンを2%に!』を合言葉に、紫川河畔でのコンサートを企画&プロデュース。響ホール音楽アウトリーチ事業登録アーティストとして市内の小学校や市民センターで演奏し、他楽器とのアンサンブルも好評。2011年より司会業も始め、10月18日に小倉城天守閣前広場で開催されるオペラではナビゲーター役を務める。


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