住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog

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【4月デイレクリエーション予定表】モナトリエ・デイサービスセンター

  • 2023-03-31 (金)

モナトリエ・デイサービスセンターの4月レクリエーション予定表です。


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【4月ホームイベント予定表】モナトリエ

  • 2023-03-26 (日)

有料老人ホームの4月イベント予定表です。


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【ピアノ&リコーダーのアンサンブル】モナトリエ

  • 2023-03-25 (土)

クラシック、アイリッシュ、唱歌を
多彩なアレンジで楽しむ演奏会。

3月の演奏会は、ピアノとリコーダーのアンサンブルです。会場では、ピアニストの冨永称子さんが、開演前からショパンの『ノクターン9-2』を奏で、お席に着く皆様を迎えてくださいます。
 ご挨拶のあと、第一部ピアノソロの幕開けです。バッハの『前奏曲ハ長調』に、「きれいねぇ~」とささやく方、シューマンの『トロイメライ』では、お馴染みのメロディーにハミングされる方、gランゲの『花の歌』では、その華やかさに体を揺らしてリズムを取る方もいらっしゃいます。
『エリーゼのために』、『調子の良い鍛冶屋』に続いては、冨永さんが今回特に、皆様にお聞かせしたかったという、『さくらさくら』をアレンジした幻想曲。長い曲のため、一部のみの演奏ですが、まるで桜の園を俯瞰しているようなドラマチックな世界観に、大きな拍手が上がります。映画『禁じられた遊び』のテーマ曲では、「懐かしい~」とお喜びの声が。
 そして、第二部。「こういう楽器を持ってきました」と、音楽家の梅田浩太郎さんが掲げたのは、学校で習うリコーダーを本格的にしたという、アルトリコーダーとテナーリコーダー。これをアイルランドの縦笛、ティン・ホイッスルのイメージで、ピアノはケルティックハープのイメージで表現するという、珍しい取り合わせによるアイリッシュミュージックの始まりです。『庭の千草』『サリーガーデン』『The Song of the Water Kelpie』『グリーンスリーブス』とどれもが優しい調べで、皆様を幻想的な世界に誘います。
 終盤は、お馴染みの唱歌が続き、マスク越しながらソプラノの美声やビブラートを響かせる方々も。お開きは、宮沢賢治の『星めぐりの歌』。テナーリコーダーとピアノが醸し出す、神秘的で穏やかなメロディが会場を包み込みます。「気持ちがいいから余韻に浸りたい」と、しばらく会場に残られた方もいらしたほど、お楽しみいただけたひとときとなりました。


ピアニスト 冨永称子(とみなが しょうこ)さん
田川郡出身。5才よりピアノを始める。福岡女子短期大学音楽学部ピアノ専攻科卒業後は、講師として指導をする傍ら、筑豊を中心にカフェやイベントでの演奏、施設での慰問演奏、合唱伴奏など幅広く活動している。


音楽家 梅田浩太郎(うめだ こうたろう)さん
福津市出身。札幌大谷大学で作曲を学び自作曲の制作を行う。オリジナルのCDを10枚以上発表。西洋の古楽に興味を持ち、直方や宗像を中心にリコーダーやチェンバロを演奏。リコーダー歴は約20年で、教室も開講している。


【はまぐりでお雛様作り】モナトリエ・デイサービスセンター

  • 2023-03-25 (土)

 桃の節句を前に、今年もおひな飾りを制作いたしました。今回の材料は、良縁を招く縁起物や夫婦円満の象徴として、ひな祭りのお吸い物に使われる「はまぐり」の貝殻。見本をご覧になるとすぐに「かわいい」「華やかね」の声が上がります。
はまぐりの表面に、顔や髪の毛、襟元となる折り紙を重ね貼りし、その上から着物に見立てた布を貼りますが、はまぐりはカーブがあり滑りやすく細かい作業は大変です。お仲間から「どうしたらそんなに速くできるの?」と驚かれた方や、布をピンと貼った方などが、コツを伝授する一コマも。先生からは、「見本よりもきれいですね」とお褒めの言葉がいただけました。
色紙の上に、お内裏様とおひな様、小さなボンボンをお好きなバランスで飾り付けたら完成です。「ちょっと難しかったけれど、楽しかった」と、それぞれお部屋に持ち帰られました。



【テルミン&オカリナコンサート】モナトリエ

  • 2023-03-25 (土)

親しみのあるオカリナの音色と
初登場テルミンが奏でる温かな調べ

2月半ばの昼下がり。演奏会を控えた会場にお集まりの方々の視線は、ステージ中央の不思議な楽器に注がれています。ご登場されたのは、テルミンとオカリナのデュエット「クーランデール」さん。
1曲目は『浜千鳥』です。初めてお聴きする音色の組み合わせにもかかわらず、どこか懐かしい感じ。そのためか、体を大きく揺らしてリズムを取ったりマスク越しに歌ったりと、いつものようにお楽しみです。『見上げてごらん夜の星を』『瀬戸の花嫁』『竹田の子守唄』と演奏が続く中、歌声は広がりますが、やはり気になるのはテルミン。四角い箱の上で、空中を爪弾くようなしぐさのため、どうして音が鳴るのか不思議でならないご様子です。
「初めてご覧になる方も多いのでは?」と、テルミンのKonaさんの問いかけに、皆様大きく頷き返します。テルミンは約100年前にロシアの物理学者が作った世界最古とされる電子楽器。四角い箱の中には電波を音に変えるものがあり、スピーカーを通してその音が流れると、素早くKonaさんがその音をキャッチし、右手では音階を左手では音量などを調節しながら演奏しているそうです。
「次は少し楽しい曲です。双子の姉妹の歌手でどなたを思い出しますか?」と尋ねるオカリナのNisiさん。前列からはこまどり姉妹、後列からはザ・ピーナッツの声が上がりますが、この日の演奏は『恋のバカンス』。オカリナは、ハーモニカとは違い、吸う音はなく吹くばかりのため、速い曲や長い曲は大変とのことですが、テレビドラマ『北の国から』のテーマ曲、『故郷(ふるさと)』『涙そうそう』、そしてアンコールの『翼をください』まで、存分にお楽しみいただいた演奏会。お開きの後は、テルミンを間近でご覧になり「オカリナの温かさとはまた違って、悲しいほどの美しい音でした」と、感想をお伝えになる方もいらっしゃるなど、心に残るひと時となりました。


テルミンとオカリナのデュエット「クーランデール」さん
テルミンとマトリョミン奏者・Konaさんの活動は16年目。マトリョミンとは、ロシアの民芸品「マトリョーシカ」の中にテルミンとほぼ同じ仕組みの機械が入ったもの。Nisiさんは、ピアノ、マリンバなど多くの楽器を経て、4年前からオカリナを演奏。それぞれがソロやチームで演奏活動を続ける中、テルミンとオカリナの音域が合うことから昨年4月に「クーランデール」を結成。名前は、フランス語で「通り抜ける風」。風が通り抜けるように音楽を聴いてほしいと、北九州市内を中心に演奏活動を展開中。


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