住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog

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【リハビリ専門職の取り組み】モナトリエ・デイサービスセンター

  • 2020-06-26 (金)

体力維持と健やかな日々に向けて、
レクリエーションやマッサージも。

モナトリエが力を入れている専門職によるリハビリについてお知らせしたく、インタビュー形式でお伝えすることにいたしました。


――外出自粛が続いていますが、リハビリの対応はどのようになっていますか?

(理学療法士)/以前はよく外出されていた方が、コロナの影響で外出できなくなっています。ご本人はとても意欲的ですし、この自粛中に体力が落ちないよう、屋内で無理なく続けられる運動を取り入れ、外出できるようになった時に不自由のないように支援していきたいと思っています。

(作業療法士)/全体的なこととしては、集団体操のメニューを新しくしようと考案中です。現在の体操は、身体機能に特化したものですが、日常生活の動作に特化した運動ができないか、リハビリスタッフで検討を重ねています。



――レクリエーションやマッサージもリハビリの一環かと思いますが、どのような取り組みを。

(作業療法士)/はい、レクリエーションは治療手段の一つとして月に数回開催し、日常生活や社会活動の支援、運動機能の維持に役立てております。最近では、「ペットボトルバッティング」を行い、上肢や体幹の筋力・可動域・把持動作に着目したプログラムをご提供したところ、爽快感も得られるため、男性のご利用者様にも積極的にご参加いただくことができました。今後も動作分析をもとにした活動種目の選択や実施方法を選定し、皆様に楽しんでいただけるプログラムをご用意したいと思っております。

(あん摩マッサージ指圧師)/マッサージ師としての見解ですが、お身体にとって必要なリハビリでも、マシンを使った筋力トレーニングなどは気が進まない方も多いと思うんです。例えば「リハビリを頑張りましょう。その後は気持ちのいいマッサージですよ」とお声掛けさせていただいたり、またマッサージで筋肉の緊張感がほぐれることで動きのパフォーマンス等も上がると思いますので、相乗効果でプラスに向かうのではないかと考えています。

――リハビリの際に、心掛けていることは?

(あん摩マッサージ指圧師)/僕自身が、大病で歩行が困難になり、入院してリハビリを受けたことがあるんです。そのため、当時の経験やリハビリの辛かった気持ちなど思い出しながら、皆様に寄り添っていきたいと思っています。



【屋上散歩】モナトリエ・デイサービスセンター

  • 2020-06-26 (金)

 外出自粛が続く中、なんとか外の空気に触れ、日の光を浴びていただきたいと、6月初めに屋上開放を行いました。
密を避けるために、ご案内は時間差で少人数ずつ。初めて屋上に上がられた方も多く、「わぁ、こんな風になってるのね」、「あそこが小倉城ならこっちが井筒屋だね」と地上11階から、慣れ親しんだ小倉の街を見渡します。「立って見たいわ」とおっしゃる車いすの方は、職員がお手伝いし皆様と同じ目線で開放的な景色をお楽しみいただきました。



この時期、屋上ではフワフワと幻想的な赤い花を咲かせるスモークツリーが満開。「こんなの初めて見た」「やっぱり、緑はいいわねぇ」とお喜びいただけた屋上開放。コロナが落ち着くまでは、少しでも気分転換を図っていただけるよう、時々開催していく予定です。



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そちらも、ご覧いただければ幸いです。
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【マスク作り】モナトリエ・デイサービスセンター

  • 2020-06-26 (金)

マスク不足を補うため、手芸がお得意な方々とマスク作りを続けています。
材料は、ご利用者様が寄付してくださった色とりどりの生地です。型紙に合わせて生地を切り取る際には、「柄の方向はこれでいいの?」「これサイズが違うのはなぜ?」とスタッフに確認すると、あとは黙々と作業に集中される皆さん。


裁断後のミシンかけはスタッフが行い、それを表に返しアイロンをかけるのは、また皆様の出番です。「次は何するの?」「ミシンはできた?」と、次々に尋ねられスタッフも必死。「自動ミシンはよく分からないから、そばで見ていて」とおっしゃりながらとてもお上手に縫う方がおられ、ついにはミシンかけもお手伝いいただくことに。

そして先日、全員分が完成。カラフルなマスクが皆様の日々に彩りを添えてくれますように。



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【デイサービスモンテラッセご紹介】モナトリエ

  • 2020-06-05 (金)

モナトリエのもうひとつの施設から、モンテラッセデイサービスのご紹介です。
四季折々に美しい表情を見せる鷲峰山、魚や水鳥が悠々と行き交う紫川など豊かな自然に恵まれた小倉南区蒲生に、約2年半前にオープンしました。
内装には、前回お伝えしたグループホームと同じく、無垢材や珪藻土、畳など多くの自然素材、空調には、空間全体を穏やかに冷やしたり暖めたりする体に優しい「輻射熱冷暖房」を使用。壁面いっぱいに広がるガラス窓から、柔らかな日差しが降り注ぐテラスの向こうには、季節の花や野菜が健やかに育つ菜園が広がります。


こちらのデイサービスをご利用いただけるのは、1日最大12名。小規模のため、スタッフがマンツーマンに近いかたちでご利用者様に対応することが可能です。日々の家事やレクリエーションなどを通した効果的な認知症ケアを行う際、何より大切にしているのは、ご本人のかつてのお仕事や趣味など得意分野を生かし、それぞれに応じた多彩なプログラムをご用意すること。モナトリエ同様、リハビリ専門職である作業療法士と理学療法士がいるため、専門的な知識や技術を生かしながら、おひとりずつのお身体の状態を細かく把握し、意欲的に日々をお過ごしいただけるよう、介護職員と連携し様々なアプローチを展開しています。
例えば細かい作業が必要とされる職人さんだった方には、ハサミを使った写真の切り抜きをお願いすると、微笑みながらとても正確に作業していただけたり、園芸がお好きな方は、「ほら、こうやるのよ」とスタッフを先導するように、あっという間にさつま芋を収穫してくださったり。菜園は実際の作業が難しい方にとっても、「きれいねぇ」「良く茂ったね」など、植物の成長を眺めていただける憩いの場となっております。また、収穫がある時期には、それを使って皆様が調理に参加される日もあり、先日は間引いた人参を使い混ぜ込みごはんを作っていただきました。


そして、「お出かけ」も皆さんの大好きなお楽しみです。バラをはじめ季節の花が楽しめる「総合農事センター」や回転ずしでの外食も人気ですが、以前、いちご狩りの風景をお見せしようとお連れした際には、見学だけのはずが「せっかく来たのだから、やってみたい」との声が上がり、急遽いちご狩りに挑戦していただいたことも。これからも、できる限りご要望に沿いながら、楽しく穏やかな日々をご一緒に過ごしてまいりたいと思っております。


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【グループホームモンテラッセご紹介】モナトリエ

  • 2020-06-05 (金)

落ち着きと寛ぎの中、自然を感じ、
穏やかな笑顔咲く日々の暮らしを。

モナトリエのもうひとつの施設、小倉南区蒲生にある認知症の方を対象としたモンテラッセ(グループホーム)のご紹介です。オープンから約2年半を迎え、現在18名の方がお住まいです。畳敷きの個室をはじめ、キッチンやリビングに、無垢材や珪藻土など多くの自然素材を使用。落ち着いた空間の中、ご家庭で暮らすように、お食事の用意やお洗濯などの家事を分担していただいています。


大きなガラス張りのサンルームでは、日光浴や読書など思い思いに寛ぐご入居者様。紫川や鷲峰山を眺め、「今は、こんな花が咲いているのね」「今日は、しとしと雨ね」と自然を感じつつ、敷地内の菜園で収穫があれば、新じゃがの素揚げやゴーヤチャンプルーなどが食卓に上ることも。また回想療法の一環として「懐かしの昭和コーナー」を設け、昔のミシンや尋常小学校の教科書など30点ほどを展示しています。


多彩な取り組みの中、施設が特に力を入れているのは2カ月に一度の「運営懇談会」。ご家族の参加率は毎回70%以上と高く、町内会長さんや行政のご担当者も交え、日頃のご様子をお写真と共にご紹介。施設内での転倒事故やヒヤリハットについても経過や対策を詳しくご報告しております。医療連携先によるミニセミナーがある日は活発な意見交換も。当日はできる限りスタッフが手作りおやつでおもてなしを行い、ご家族からは「次はいつ?」「何か手伝えない?」とうれしいお声もいただいております。
コロナ終息後は、お出かけや外食、お買い物も再開したいと思い、今は施設内や周辺のお散歩で筋力維持やストレスの回避に取り組んでおります。

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