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【スタッフつぶやき】”あれ”で連想されるもの
- 2024-07-29 (月)
- つぶやき
A様は自他ともに認める愛妻家
奥様はすでに他界されているけれど、奥様と過ごされた日々を何年何ヶ月と即座に言われるほど
お昼前にA様が娘さんくらいの年頃の女性とお話しされている
A様には息子さんと娘さんがいらっしゃることは知ってはいても、お顔は知らないので”娘さんと思われる女性”が帰られてからA様に伺う
「娘さんですか?お嫁さんですか?」
するとA様が
「違う、あれ、あれだよ、、、、」
地方から北九州に出て来られ、一代で飲食店を成功させた豪傑な90歳を越えるA様
ひと昔前、世の中には様々な”家族のカタチ”があり、成功者であればあるほど”あった”のも事実
A様の年代なら様々な家族のカタチを築かれていてもおかしくないし、私が知らないだけで他にも娘さんがいらっしゃるんだろうか、それとも、、、、、、、、
言葉にするのも無粋かと思い、私が出した答えは
「(小指を立てて)これですか?」
A様のいつもの大きな声で
「違うよ!!だから、あれだよ、あれ」
「あれ」が続くけれど、ノーヒントなので私からどう聞けば「あれ」が導き出せるかも分からず2人それぞれ悩んでいたら、私たちの近くでラジオ体操をされていたS様が腕を回しながらおっしゃった
「ケアマネさんよ」
A様と私、2人声を揃えて
「ああ!!」
スッキリした気持ちでお昼ごはんをいただきました
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