住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog > つぶやき
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【スタッフつぶやき】2024小倉城竹あかり
- 2024-11-10 (日)
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モナトリエからも見える小倉城にて竹あかりが今年も開催
夕食後参加を希望されたご利用者様とお出かけすることになりました
2日に分けて、お天気の良い日を選び出かけます
今年は異常気象でなかなか涼しくならないと思っていましたが、やはり10月下旬から11月となれば夜の空気は冷たいので、暖かくして、ワイワイと出かけます
秋の空気は他の季節より澄んでいるからなのか、彫刻を施された竹から溢れる光が圧巻であり、幻想的でご利用者様たちも目を輝かせ喜んでおられました
街の真ん中にあるモナトリエだから企画できやすい夜のお出かけです
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【スタッフつぶやき】キャンディ・レディ
- 2024-11-05 (火)
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先日お誕生日だったI様はカラフルな外国のキャンディのような女性
華やかでお茶目で、オシャレで
I様は子どもの頃から歌がお好きで、結婚後もシャンソンを先生からレッスンを受けられ、伝説の歌手、越路吹雪のコンサートにもよく行かれたそう
そんなI様、子どもの頃に街で見かけた「NHKのど自慢」のチラシを見て、飛び入り参加して歌われた
まだラジオの時代
誰も聞いていないだろうと家に帰るとご家族に
「あなた、ラジオに出たの?!」
と言われたそう
「どうしてバレたんですか?みんな聞く人気番組だから?」
と伺うと
「長崎に住んでいる名付け親の叔父が福岡に仕事で来ていて、たまたま聞いてたの」
天網恢々にして何とやら
怒られました?と聞くと、
「何か言われた記憶がないな〜」
といつものお気楽I様の笑顔で答えられる
I様なら飛び入りで伸び伸びと楽しく歌ってそう
納得
I様で好きなお話をもう一つ
I様のご主人はとにかく仕事人間だったそうで、I様はお一人でもツアーに申し込まれ海外旅行にあちらこちらに行かれていた
あるとき、お友だちと海外旅行に行き、とある会社の本社へ行き工場も見学をして、その製品を記念に購入された
さて、その会社とは、スイスに本社を置く世界的有名企業
その名も「ロレックス」
I様はスイス・ジュネーブにあるロレックス本社へ近くまで来たのでついでに寄られ、記念に腕時計を購入された
がっ、しかし、購入したのはスイス、日本に帰国すると時差がある
それを修正したいけれど、どうすればいいのか保証書も英語とフランス語
井筒屋のロレックスに持ち込むけれど、時代は昭和
いくら井筒屋といえど海外仕様のものは分からない
使えない時計には興味がないと潔くどこかに仕舞われ、今に至る
「工場直売なんだから買わないと!!」
と手を合わせ嬉々と話されるI様
「工場直売って、明太子じゃないんですから」
っとツッコミ、二人で大笑いした
I様の雰囲気の中に外国のキャンディの印象があるのは、食べてみないと分からない”謎”な部分が潜んでいるから
そこがスパイスでI様の魅力
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【スタッフつぶやき】幸福な一日
- 2024-10-29 (火)
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働いていれば大変じゃない仕事など存在していない
事務職であれ、技術職であれ、営業職であれ、どんな仕事もいろいろな大変がある
介護の仕事も楽ではない、けれど、それ以上に楽しいことも存在している
私にとって、それは
「ご利用者様とお喋りすること」
お部屋のお掃除やお風呂の介助など、ご利用者様と直接関われる時間なので仕事しているようで、お喋りをしに行く時間でもある
M様のお部屋掃除ではM様は恐妻家のようで、奥様のあれやこれを面白おかしく話される
あまりの面白さに笑い声が抑えきれず、お隣のご利用者様が様子を伺いに来られるほど
最後に奥様の写真を見せていただき、笑い過ぎてすみません、と手を合わせる
別のM様のお風呂の介助では20歳までお喋りすることが好きじゃなかった話を伺う
”話す”ことは簡単なようで、簡単じゃないという話を100歳を超えた方から聞くと、何か人生の秘訣のような大切な秘密を聞くようで笑いながらも、エレベーターでメモを取ってしまう
I様のお部屋では幼い頃からの病気をお母様が亡くなられてからは良くなるという、不思議な話を不思議な雰囲気を漂わせておられるI様から伺う
午後からは食事の誘導ではよくご一緒するけれど、以外とじっくりとはお話ししたことのないW様のお掃除からスタート
お部屋から食堂までの数分では伺えないお話を伺い、改めて、人と時間をかけて話さないと知らないこと、聞けないことはたくさんあると実感する
H様のお部屋では「しっかり不良」だったH様の若かりし頃の武勇伝を伺う
これは改めて記事にしようと思うので、また後日
昼食のときもA様、H様と「私の特技は”忙しいフリをすること”です!!」とアホなことを言って笑ったし
今日はたくさん働き、たくさん喋り、たくさん笑った
私の楽しいがご利用者様の楽しいと繋がっていることが嬉しく、お互いそれが分かり合えているから笑うたび”角”がなくなり”丸々”となる
一日を終えて、笑った話、笑ったことがたくさんある日は幸せだ
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【スタッフつぶやき】言葉の本質
- 2024-10-26 (土)
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うまくいく日もあれば、いまいちな日もある
それが人生と言ってしまえばおしまいだけれど、朝からギアを一段階上げて頑張ってみても、最後の直線でタイヤが外れて、ヨロヨロながらゴールできたような、とりあえず終われた今日である
そんな今日、思い返せば違うご利用者様から違う言葉で、違う話なようで本質的には同じことを言われた気がする
気がするのは、これを書いている今、まだ頭の中がエンスト状態なので整理できていないこともあるから
なのにここに記すのは、大切なことを聞いた気がするから
一人はM様
入浴のサービス中、昔されていたお店の話の中で言われた
「お客様に合わせて話すと(営業、売り上げが)全然違うとよ」
「合わせて話すって話題とかですか?」と伺うと、ちょっと考えられ
「それだけじゃなくて、合わせる、相手に合わせると」
もう一人はK様
同じく入浴のサービス中、お部屋でラジオを聴かれていてNHKのアナウンサーの話になった
「ラジオでもNHKのアナウンサーが一番耳に心地いいのよ」
「聴きやすいではなく、耳に心地いいんですか?素敵な表現ですね」
「そう、言葉もそうだけど、テンポがいいの。他の局やテレビは早過ぎるのよ」
話す内容、話すテンポ、誰に何を伝えたいのか、何を聴きたいのか、聞かれたいのか
相手の聞こえ方やタイミング、表現や表情、相手の本当に求めているものは
忙しいのは私中心だからで、私はちゃんとお客様、ご利用者様の声を聞けているのだろうか
聞きたい声だけを聞き、言いたいことだけを言葉にしていないだろうか
今日は大切な気がするだけでもいいので
記したい
残したい
振り返りたい
そして、成長したい
ご利用者様に還元したい
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【スタッフつぶやき】エレベーター劇場
- 2024-10-25 (金)
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以前にも書いたけれど、エレベーターの短い時間でも何かが起きるときは起きる
エレベーターの短い時間だからこそ”試される”こともある
お昼ごはんはディサービスで食べられる方や外食さえる方もいるので割とエレベーターも余裕があるけれど、朝夕の食事の時間となると上の階から下の階までエレベーターが来ても満員御礼、せわしなくエレベーターも大忙し
ある日の夕食前のエレベーター
10階のI様、9階のN様、そしてS様と私が同じエレベーターに
S様とエレベーターに乗り込みながら
「お邪魔します」
「邪魔するなら降りてもらおか」
とI様、N様の存在など気にすることなく関西丸出し
そんな私たちのやり取りを
「さすが関西人!!」
と間の手も入れてくれるI様、N様も笑ってご一緒する
その翌日も偶然同じメンバーとなった
「本日も失礼致します」
とエレベーターに乗り込み、私が
「こんな私でも親戚周りでは大人しい方で通ってます」
と話すとS様が
「ほんまかいな」
と関西人の本能としてツッコミを入れてくれる
続けてN様が
「どう大人しいの?」
と聞かれたので我が母親の小話を一つ披露した
私の姉は東京生まれ、東京育ちの人と結婚をした
姉の結婚式には義兄の会社の社長さんも来賓として出席され、母は当然、社長へご挨拶にビールを注ぎに伺った
ビールを注ぎながら、母は
「社長さん、今日いただいた結婚祝い、お返ししますんで、給料を上げてやってください」
と言ったらしい
そして、「そう言うたった」と親族の席に戻って来て自慢し、拍手喝采されていた
話終わったと同時にエレベーターが開く
”決まった!”
ドヤ顔の私
I様、N様ともにどっちの意味か知らないけれど「すごいわね」と笑いながら席に移動される
「やるやん」っと本当に褒めてる方の言葉をくれるS様
これだから関西人はやめられない
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