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つぶやき

【スタッフつぶやき】落ち着くところ

英語を操られるN様の起床のお手伝いに伺った

N様の娘様は国際結婚されて、ご主人、N様からすると娘婿は英国の方
N様が車を運転する夢を見られた話から、車の安全運転についての話に発展し、その昔、まだ日本ではチャイルドシートが一般的ではなかった頃、英国紳士である娘婿に「娘に何かあっては!!」と言われて困った話に繋がった
文化の違い、考え方の違いというのは、乗り越えられない壁が存在しますよね、と朝から話す
そこから繋がるのは「文化の違い」について
私が話す
「私の義理の兄は東京生まれ、東京育ちの人で、義兄が私の実家(関西)に帰って来たとき、いつもすごく熱心に話をしてくれるんです、両親も含め私たちはその話を真剣に聞くんですが”オチ”がなくて、いつもどう反応していいのか分からないんですよ」
N様も関東の人
「わかります、関東の人は話すだけです」
「関西人はなんでも”オチ”を求めると言われますが、別に笑いじゃなくていいんです、話がタメになるとか、悲しい話でも、何でもいいから”話の結末”が欲しいですよ、加えて言えば、N様と話ていてオチがなくてもええんですよ、聞くのも私の仕事のうちだから」
そこから次に繋がる話は「家族」について
N様が話される
「主人は九州の人で、父は関東の人だったけれど、父は主人と気が合ってよく九州に来てくれたんです」
N様のご主人にお会いしたことはなくても、N様からよくよく伺って私の中でイメージがある
仕事においては厳しい方で、なかなかの九州男児で、ご家族には優しいお父さん
「ご主人は多様な方ですもんね、N様のお父様もそこが良かったんでしょうね」
N様がキリッとした顔で、私の目を真っ直ぐ見て言われる
「私も主人のそこに惚れたんだから」
「惚れなきゃ九州まで嫁ぎませんね、失礼しました」
二人で大笑いしてN様に言う
「しっかり話に”オチ”がつきましたね」
「よかったです」
またまた二人で笑う

朝から関東人のN様、関西人の私、ともども九州にて落ち着くところに落ち着く
オチ、大切



【スタッフつぶやき】不得意

ヘルパーの様々な仕事がある中で、私が一番苦手な仕事「買い物代行」

買い物代行とはその字のごとく、ご利用者様に代わってヘルパーが買い物に行く
ジュースを週に何本など決まった同じものを購入する方もいれば、希望のものをメモに書かれる方もいる
入社したての頃、商品名まで書かれるご利用者様がおられ、その商品を探し求めあちこち行き、サービス時間を大きく超えて他の先輩社員さんたちに心配されたこともある
指定された商品がない場合、他の類似商品でもいいのか、指定された商品がなければ買わなくてもいいのか、ご利用者様に事前に確認するのを忘れてお店で途方に暮れることは今でもある
買い物はご利用者様によって、本当に様々なので、小心者の私は苦手

さて、こだわりのM様の買い物代行
買い物メモを貰いにお部屋に伺う
今日の買い物メモにも商品名と個数がしっかりと書かれている
一つ一つ声に出してM様と確認する
「アップルデニッシュ1袋、カマンベールチーズ、切れている6Pを1個」
読みながら加えて伺う
「もしなかったら、買わなくていい?似たようなんでいい?」
「あるわよ」
言い切るM様
「いやいや、なかったときを聞いてるんです、あるかどうか分からへんじゃないですか」
「そうね、私も最近外出してないもんね」
「そう、深窓の令嬢、箱入り娘ですもんね」
「よく知ってるじゃない」
会話、脱線気味
二人で脱線してては進まないと苦情とも、ツッコミとも言えない言葉で笑い合う
「なかったらなかったときだけど、頑張って探して来て」
「なかったとき」の私の質問に対しての答えにならない「答え」をいただく
買い物リストを確認して「行ってきます」とお声掛けすると
「他にも欲しいものがあったけど、思い出せないわ」
「M様が思い出せない欲しいものは買って来られませんよ」
「まあ、思い出せない自分に腹が立つのに、あなたにも腹が立ちそうよ」
「苦情であれば笑ってないで、真剣な顔になられた方がいいですよ」
二人でケラケラ笑う

さて、買い物
商品とともにM様のお部屋に伺い
「M様の願いが叶ったのか、私の日頃の行いが良かったのか、全て買えました」
ご報告する
「あなたの行いがいいのよ、だから、またお願いします」
「買い物代行は苦手なので嫌です」
と答えつつ
こだわりのM様に褒めてもらえたことが嬉しい私は単純な性格

でも、やっぱり、買い物苦手やわ



【スタッフつぶやき】春の感謝祭

日々の疲れと、激しい寒暖差、そして「そういうお年頃」が重なり、絶賛体調不良を発症してしまった
主な症状は「めまい」
パソコンに向かうのも目がもたず、ブログも更新できず、仕事も時短にしていた

勤務時間を短くしていただけで、出勤はしていたけれど、本調子でないとご利用者様たちに「いつものよう」な対応はできず、最低限、最小限のできる限りの自分になっていた

ミニマムパワーの私に同郷の人S様が声を掛けられる
「どないしたん?大丈夫?悪いもんでも食べたんか?」
心配しながらも、ボケを忘れないS様、好きだ
普段ならボケを重ねるか、ツッコミを入れるところが、頭が回らない
最近の体調を報告すると
「ほんま無理したらあかんよ」
優しい言葉がありがたい

私の避難場所、I様にもお会いした
「最近、顔が見えないなと思ってたのよ、大丈夫?」
簡単に体調を説明すると
「きついときは、いつでも(部屋に)寄ってよ」
私のことを思ってくれる人がいてくれている、そんな気持ちが嬉しい

数日が経ち、だいぶ体調が落ち着き、朝食の隙間時間にご利用者様たちにお声掛けできるほど余裕が出てきた
男前なM様
通路近くのテーブルに座られて、毎朝、他のご利用者様を誘導しながら姿はお見かけし、軽くのご挨拶もしていた
けれど、やっぱり、M様にちゃんとご挨拶、お声掛けするのは違う
「おはようございます」
M様に言うとお互い
「お元気でした?」
「元気にしてた?」
異口同音、せいので言ったように「元気」が重なった
同じテーブルのご利用者様たちも皆んなで笑う
手先が器用なK様が
「最近、いらっしゃらなかったわよね」
他の方々も
「そうそう、大丈夫?」
心配の声をいただく
「朝は出勤してたんですが、私はほら、大人しいし存在感が薄いでしょ、そやから目立たへんかっただけすよ」
また皆んなで笑う
アホが言えるほど、元気になった
私がアホを言うことで「あの子は元気」と安心してもらえる

ご利用様、同僚、みんなに心配してもらえることに、恐縮しながら、幸せな場で働いていることに感謝を
さあ、自分のため、ご利用者様のため、無理せずボチボチ仕事をしよう



【スタッフつぶやき】颯爽

不思議なものでその時々、暖かいと感じる「冬の色」があり、新緑を感じる「春の色」がある
エレベーターを待っていると、ディサービスの職員、他のご利用者様とともにM様が乗っておられた
「ご一緒させて下さい」と乗り込む
男前なM様のカーディガンがシアンブルー、鮮やかで颯爽とした春の青
それにスカーフを合わせられて、かっこいいM様にすごく似合っている
M様に
「神戸の人みたいで、素敵やわぁ」
褒めると
「何言うてんねん、神戸やいうねん」
絶妙なツッコミを的確な間で頂戴する
めっちゃ、気持ちいい
最高のツッコミには重ねてボケなくては、失礼だ
「いやいやちゃうわ、尾道の人やね」
「もーぉ!」
関西のおばちゃんの「手」ツッコミを重ねて頂戴する
ボケた甲斐がある、ありがたい

さて、このやり取り、3階から4階に至る1分あるか、あって2分
これぞ、関西、あ・うんの呼吸
おおきに、すんませんね



【スタッフつぶやき】同一人物

姉さんM様のお部屋に若手職員Kさんと一緒に伺った
職員Kさんはブログ読者
最近の「おやつ大作戦」及び「ほぼ親戚」も既読済の仲間
M様に
「Kさんは記事が約140本ある中でも、M様が夏に皮膚が剥けたときに書いた『これは私の皮よ』が一番のお気に入りなんですよ」
と報告する
Kさんが笑いながら
「面白くて、何度も読みました」
M様も
「自分では忘れてしまうけど、書いて残っていると、いいわね」
3人で笑い、私の承認欲求が満たされる

お掃除を続けているとM様が職員Kさんに話される
「あなた、髪が長いのね」
Kさんが
「最近5センチくらい切ったんですが、誰も気づいてもらえません」
「私も全然気づかんかった、髪の色がちょっと明るくなったかな?とは思ってた」
と言うと
「逆です、(髪の色を)暗くしたんです」
「あひゃ〜、全然違った〜、何とかハラスメントって言わんとってよ」
髪が長い人が切っても分からない、という結論に落ち着く
M様が話される
「あなた以外にも、長い人がいるわよね」
Kさんと二人で他に髪の長い職員を考える
誰だろう?
もっとヒントはないですか?とM様に伺い
「ほら、若い職員さんで、髪の長い方」
誰だろう?
M様が思い出される
「K森さんって方よ」
K森さん、確かに職員におられる、けれど、M様とそんなに接する機会が少ない職員さんだけれど、テキパキされてるからM様に印象深いのかな、とKさんと話していて気づいた
「Kさん、結婚してK森さんやん」
Kさんは旧姓で呼んで欲しいとご本人から言われていたので、職員は旧姓で呼んでいる
けれど、名札は結婚後の姓、K森
「朝お手伝いしてくれる人とあなたは同一人物なのね」
パズルが解けたような表情のM様
合点承知の私とKさん
「マスクして、制服着ていると、どの職員か分かりにくいですよね」
これでKさん、M様に名前と顔を覚えてもらえて、羨ましい
「私も他の人と間違ってません?」
伺うと
「あなたは、分かるわよ」
やった!!
「じゃあ、『ほぼ親戚』でいいですよね?」
ついでの勢いで聞いてみる
「親戚になれたの?」
M様が笑って聞かれる
「まだ足りんか」

3人で笑って、サービスが終了しました



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