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【サックス演奏会】モナトリエ
- 2024-04-23 (火)
サックスの多彩な音色で
ジャズや日本の名曲を楽しむ
今回の演奏会は、モナトリエ初のサックスです。「楽しみだわ。ジャズは、朝ドラの影響で流行っていますよね」と、開演前から期待ムードが広がります。お迎えしたのは、近藤タケユキさん。
ジャズの全盛期とされる20世紀半ばに使われていた、ビンテージのテナーサックスを手に、「皆様、こんにちは。1曲目はジャズでよく演奏される曲です」と始まったのは、なんと朝ドラで人気の『明るい表通りで』。早速、ゆったりとしたリズムに合わせ体を揺らしたり、手拍子を入れたり。「お聴きの通りサックスは単音楽器ですのでとてもシンプルですが、今日はこの音色1本で頑張りますので、応援よろしくお願いします」とのご挨拶に、大きな拍手が上がります。
「次の曲は、もしかしたら踊られたことがあるのではないでしょうか?映画『グレン・ミラー物語』から『ムーンライト・セレナーデ』です」。しっとりとしたメロディーに、ただただ静かに聴き入る皆様。『テイク・ファイヴ』では、出だしから曲の特徴である5拍子に合わせた手拍子が聞こえ、『G線上のアリア』では演奏に身を委ねます。
中盤では、サックスの歴史や奏法の紹介です。多彩な音色もサックスの魅力の一つとのことで、機関車、FIなどを模した音が披露されます。そして、「今日は、フルートも持ってきました」と、『浜辺の歌』『さくらさくら』が演奏され、ハミングや歌声が広がります。
サックスに戻り、ジャズアレンジの『荒城の月』にも、大きな拍手と歌声が。「皆様、素晴らしい歌声をありがとうございます」と近藤さん。お隣の昭和館でも演奏したというウクライナゆかりの映画『ひまわり』の曲、そしてお開きの『A列車で行こう』まで、この日の演奏は全9曲。
「お上手だったわ」「昔はよく、ブルーノートに行っていたの。久しぶりにジャズの裏打ちをして、すごく楽しかったです」との感想がいただけました。
サックス奏者 近藤タケユキさん
北九州市出身。リーダーユニット「TKSカルテット」「フタリボッティ」他、複数のバンドに所属。「中洲ジャズ」「キタキュウジャズストリート」等のイベント及び、ライブハウスへの出演に加え、イベントプロデューサーやレッスン講師等、幅広く音楽活動を展開中。2011年よりサザンオールスターズのトリビュートバンド『KAWAMURA BAND』にメンバー加入。5月10日(金)黒崎ひびしんホールにて、「ジャズを詠む」akiko & 海野雅威DUO/山野修作カルテットにも出演予定。
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