住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog
【お楽しみ会・アンちゃんから見るニッポン】モナトリエ・デイサービスセンター
- 2019-05-25 (土)
4月の楽しみ会のゲストは、テレビでおなじみの米国出身のアン・クレシーニさん
「皆さんこんにちは。私、日本語話せますのでご心配なく」とのご挨拶に笑い声が上がります。
今回は、日本で約20年暮らすアンさんの経験をもとに、アメリカと日本の文化や世界観の違いについてのお話です。
アンさんは、中学時代から25年もの間、摂食障害と戦ってきたと言います。
「食べ物は栄養を与えるものじゃなく、私を太らせるものと思い、食事を楽しむことができなかった」と。
ところが子供が保育園に通うようになると…「野菜を植えて水をやって採って、一緒にカレーライスを作って食べるでしょ。何この国!アメリカではありえへん!すごく感動しました」という話に大きく頷く皆さん。
それでも、料理が嫌いでスーパーの半額弁当やインスタント食品、お菓子が頼りだったアンさん。自身や子どもたちの体調もすぐれない中、「日本料理で病気を治しましょう」と言う友と出会います。
彼女から料理や味噌作りなどを習ううちに体調も回復。
「いただきます」には、動物や植物、食材や料理に携わった人への感謝の気持ちが込められていることも教わったアンさん。「これは日本の文化。そして世界観ですね。そのおかげで摂食障害を克服したと思います」と。
続いて、赤ちゃんに添い寝する日本と、しないアメリカなど諸々の両国の違いを紹介。
「どっちが正しい正しくないとか、批判することはダメなんです。ただ違うんだなぁと」そう思うことが大切だと教えてくれたアンさん。
「日本に来られて、食事以外で一番びっくりされたことは?」という会場からの質問に
「温泉かなぁ。アメリカは積極的に見えてもそこだけは。勇気を出して行けるまでに3年かかった」と。
お開きのあと、「一緒に写真撮って」とご自分の電話を持って来られる方も。
「ありがとう。面白かったよ。日本語上手ね」としばし歓談が続いた午後でした。
インスタグラム始めました。
そちらも、ご覧いただければ幸いです。
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