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【スタッフつぶやき】自慢話

ヘルパーは「自慢話」が大好きだ
昼休みなど3〜4人集まれば、3回に1回は自慢話大会が開催される

さて、どんな自慢話かと言うと
”ご利用者様から聞いた、ご利用者様の話”自慢

門司港ご出身のM様はお風呂好き
お風呂の介助中に私がよく聞くお話は
「朝一番に小さなお船で唐戸市場に魚に買いに行くの。大きなお船は下関に行くけど、唐戸に行くのは小さなお船で、揺れるけど気持ちがいいのよ」
新鮮なお魚がいつも食卓に並ぶお話

先輩が自慢してくる
先輩がM様から聞くお話は
「昔は五右衛門風呂だったのよ。子供だったからお風呂は嫌いだったけど、薪の中にお芋を焼いてくれるのが嬉しくて、それが楽しみで入っていたの」
お風呂好きになるきっかけの話

自分が知らない話を自分が知っている人が聞いていると悔しい
自分もご利用者様からみんなが知らないようなお話をもっと聞きたくて仕方ない

ご利用者様を「知る」ためにも傾聴は大切な介護技術の一つであっても、スタッフ一人ではご利用者様と関わる時間は実際限りがある
当然、先輩たちは長くご利用者様と接している分、多種多様な話を聞いている
しかし新人は新しい視点でご利用者様から聞き出し、「その話、初めて聞いた!」が出てくる
そして皆んな、聞いた話をきっかけにご利用者様と”話す”ことができる
一人で聞けること知れることは限られていても、職員一人一人が伺った話を共有すると多面的にご利用者様を知ることができる

孤高のM様のお父様はノーベル賞を受賞した先生から学ばれた
才女のN様はご自身から声を掛けてジョンレノンのサインを貰われた
天真爛漫なI様は子供の頃ご両親に内緒でのど自慢大会に出場された

秘蔵の自慢話を自慢してしまった



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