住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog
【デイサービスの新たな挑戦②】モナトリエ・デイサービスセンター
- 2025-04-22 (火)
名古屋の事業所に到着すると、まずは代表者の方と昼食をご一緒させていただくことに。そこでお聞きしたのは、画期的な手法で成果を上げているご利用者様の「生きがいづくり」について、はじめたいきさつや込めた思いなどです。
お話の中で繰り返し出てきたのは、多くのデイサービスに共通するある課題。それは、デイサービスで多彩なレクリエーションをご用意し、十分お楽しみいただいた感想を度々お聞きしながらも、もっと何か違う形でやれることがあるのではないかという思い。モナトリエのスタッフも日々、検討を繰り返している長年の課題でした。
そこに、どう向き合い、取り組んだのか。昼食後は、4つの事業所にお伺いし、ご利用者の皆様が、各企業様から依頼を受けた作業を、生き生きと進めるご様子を拝見しました。(つづく)
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【デイサービスの新たな挑戦③】モナトリエ・デイサービスセンター
- 2025-04-22 (火)
名古屋の事業所では、ご利用者の皆様が個々の特技を生かしつつ、各企業様からのさまざまな依頼に応じて作業に取り組まれています。お体の状態によっては、2人1組となり力を発揮する方々もいらっしゃいます。作業を終えると園内通貨が発行され、サービス利用や景品交換に使える仕組みです。
「生きがいづくりとはいえ、なぜ〝仕事〟にフォーカスしたのか?」。その疑問を代表者にお尋ねすると、「テーマは、なんでもいいんですよ。誰かのためになる、誰かに必要とされる時間を提供することで、生きる活力になれば。大切なのは、どのようにスタッフが関わり、お声掛けをするのかということです」とのお答えが。
大きな学びと宿題をいただき、日帰りながら充実した研修を終え、5人のスタッフは北九州に戻ってまいりました。(つづく)
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【パンマルシェ】モナトリエ
- 2025-04-22 (火)
不定期ながら恒例行事となりつつある、モナトリエ玄関前でのマルシェ。この春は、パンにコーヒー、そして焼き芋です。店開きは午後ですが、朝からお仲間を誘ったり、品揃えを想像してのおしゃべりが続いたりと、華やいだご様子が館内のあちらこちらで見受けられます。
パン屋さんは、ソイバター、豆乳など素材を吟味し無添加にこだわる行橋の「シスコベーカリー」さん。特に人気は、あんパンやピザパン。焼き芋は焼いても、焼いても足りないほど。コーヒーは豊富なメニューから迷いながら選ぶのも楽しそうです。
開催後も数日は、マルシェのおいしいもので話題は持ち切り。「また開催してほしいわ」「次はいつ?」「次も声掛けてね」といったお声が続々と寄せられます。心待ちにする日々、実際の体験、後日の余韻まで、大変ご好評いただいたマルシェ。次回もどうぞお楽しみに。
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【ピアノコンサート】モナトリエ
- 2025-04-22 (火)
懐かしくおなじみの曲ばかり
次々と喜びの歌声が響き渡る
初夏を思わせる陽気の3月下旬。演奏会にお迎えしたのは、シンガーのアンナさんです。「今日は、童謡や唱歌が中心です。最初はピアノの弾き語りをお聞きくださいね」と始まったのは、『ゴンドラの唄』。歌詞カードもなく、歌の合図も送られていませんが、♪いのち短し、戀(こひ)せよ、少女(をとめ)♪と歌う声がいくつも聞こえてきます。続く『高原列車は行く』では、さらに歌声が大きくなり、机の上を軽くたたきリズムを取る方など、ごく自然にセッションをお楽しみです。
「次は、春の歌シリーズです」とウグイスをまねた笛をひと吹きしたアンナさん。曲のイメージに合わせた春の花を手に、客席を進みながら『どこかで春が』『春の小川』『朧月夜』『花』の4曲で歌声を披露。もちろん皆様も全部スラスラと歌い続けます。アンナさんからは「素晴らしいですね。いいお声が響いていますよ」と、会場全体が春の歌でひとつに。
後半のスタートは、『幸せなら手をたたこう』の手遊び歌。出だしをアンナさんが歌うと、すぐにあの手拍子を入れる皆様。でも、今日は替え歌とのこと。2番は♪幸せなら笑いましょ、ワハハ♪、3番は♪幸せならハート作ろ、ラブラブ♪。皆さん集中して説明を聞き、すぐに振り付けをマスター。3番まで通しで歌い、大いに盛り上がります。
ここでいよいよ、事前に配られていた歌詞カードの曲、『リンゴの唄』と『青い山脈』。特におなじみの曲だけに、一層大きな声が響きます。
この他にも名曲があり、プログラムは全12曲。お開きの後も、ご自分でしばらく指揮を取り続け余韻に浸る方や、「お花を用意して歌ってくれるなんて、その気持ちがうれしい」と感想を聞かせてくださる方も。また、会場のあちらこちらから、「知っている曲ばかりで良かった」「いつも歌っている曲だから歌いやすかった」といったお喜びの声も多くいただけた春の昼下がりです。
シンガー アンナさん
上野学園大学短期大学部、東京藝術大学・同大学院で声楽を学ぶ。在学中より声楽講師や聖歌隊ボイストレーナー、歌曲やオペラなどの演奏活動に取り組む。ベルギーの国際コンクール入賞をはじめ、国内外の声楽コンクールで多数受賞。作曲家の仙道作三氏より依頼を受け、星野富弘〈花の詩画集〉より歌曲集「あなたの手のひら」CD発売。近年はポップスにも力を入れており、ライブ活動と並行してボイストレーナーとしても活躍中。
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【スタッフつぶやき】距離
- 2025-04-20 (日)
- つぶやき
嬉しいことがあった
人の性格は十人十色、当然のように様々な人がいる
ご利用者様もご入居された直ぐから、たくさんの方々に声をかけお友だちを作られる方もいらっしゃれば、ご挨拶はされる程度で適度な距離感を心地よく過ごされる方々もいる
何組かご夫婦でご入居いただいている方々もおられ、朝昼晩のお食事のときなどお会いする時はやはりご夫婦ご一緒のことが多い
M様の奥様H様
朝食と夕食はほぼ全てのご利用者様がフロアにいらっしゃるので、正直、誘導から配膳、下膳、居室へお送りからの片付けなど、ご挨拶できればいい方でエレベーターがご一緒にならなければ、H様とはご主人であるM様と二人で来られ、帰られるH様とお話しする機会がなかった
多くの方がそうであるようにH様もご挨拶をすると会釈していただく程度の距離感だった
多分、もともとH様から積極的にお話しされる方ではないんだろうな、とお見受けしていた
それから数ヶ月
H様のお部屋にお掃除に伺う機会があった
シーツ交換をしているとH様が
「お手伝いしましょう」
と枕カバーを外していただいたり、シーツの片側を持っていただいたりした
その間も私は無駄話ばかり、H様はニコニコと聞いて下さった
その後も何度かお掃除に伺い、シーツ交換を都度お手伝いいただき
「キレイに(シーツを)仕上げられる!」
とニコニコしたH様の笑顔と褒め言葉をいただいた
あるとき、掃除中にH様がゴミを処分され、それをご主人であるM様が注意された
案の定、H様は嫌ぁな顔をされつつも、何も言われずゴミを捨てられる
夫婦でなくとも、M様、そんな言い方は、、、、、、と心の中で思いつつ、夫婦のことは口出してはいけないと思っていても
「H様はちゃんと燃えるゴミと燃えないゴミを分別されて、すごいですね」
とご夫婦のこの場の空気に耐えかねた、その場凌ぎの言葉をつい出してしまった
すると、意外にもM様が
「そうだよ、彼女は分別については以前からきっちりできてるからね」
と得意に話される
なんだか、それがとても面白くて私とH様は顔を見合わせて笑ってしまった
それから時間とともにH様とエレベーター待ちでお会いした際はご挨拶だけなく、季節のお話などするようになった
H様が理学療法士の先生と廊下で歩行されているのを何度かお見かけした
普段はお見かけしてもリハビリの邪魔をしてはいけないのでご挨拶で留めていた
しかし、先日は
「H様頑張っておられますね、しっかり歩かれています!」
と応援の言葉を掛けさせていただいた
すると、なんとH様がすれ違い様”ピースサイン”で応えていただいた
嬉しい
かなり嬉しい
すぐには慣れない
時間とともにお互い知る仲になり、少しずつでも近づける
長く勤めようと思う瞬間であり、長くご入居いただきたいと思う瞬間でもある
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