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【ピアノ&ヴァイオリンデュオ】モナトリエ・デイサービスセンター

  • 2020-02-24 (月)

ピアノとヴァイオリンが紡ぐ、
クラシックの名曲とエピソード。

暖かな冬の昼下がり、お迎えしたのはピアノの川﨑美香さんとヴァイオリンの上山文子さん。おふたりが携わっていた「北九州みんなの合唱団」の活動をモナトリエがお手伝いしてしていたご縁でお越しくださいました。
「皆さんこんにちは。今からの時間、どこかで聞いたことあるクラシックから、最近テレビで流れている曲をお聞きいただきたいと思います。まずは、イギリスの作曲家エルガーが婚約者のために作った『愛の挨拶』です」と上山さん。♪ターララララララ、ターターターと、穏やかな中にもうきうきと心弾む、聞き覚えのあるメロディーが軽やかに奏でられます。


「続いては、ドイツの作曲家パッフェルベルの『カノン』です。カノンとは輪唱のことで、皆さん『かえるのうた』を歌ったことがあると思いますが、同じメロディーを追いかけっこ…」との紹介に、大きく頷く皆さん。サビの♪タンタカタンタカ、タララララララララのお馴染みのメロディーに大きな拍手があがります。
交響曲第5番『運命』、第9番『合唱』で知られ、ちょっと怖いイメージのベートーヴェンが作った可愛らしい『メヌエット ト長調』では、お席で曲に合わせ指を動かす方も。『川の流れのように』では客席から澄んだ大きな歌声が。子どもたちが元気に踊る姿でも話題の「2020応援ソングプロジェクト」の曲『パプリカ』では、クラシックのような荘厳な曲調にアレンジされた演奏に、またまた拍手。


終盤は、少しゆっくりとした曲調の冬の名曲。アンコールは『情熱大陸のメインテーマ』で華やかに。大きな手拍子の中、演奏を続けるピアノの川﨑さんから聞こえてきたのは、曲の勢いに負けない「ありがとうございました」の大きな声。お開きの後、「ダンケシェン」とドイツ語でおふたりにお気持ちを伝えられた方も。舞台と客席が一つになった温かな音楽会となりました。


ピアノ 川﨑 美香さん
ヴァイオリン 上山文子(うえやまあやこ)さん
それぞれ幼い頃から練習を始め、大学卒業後に演奏の場で出会う。ソロや別のユニットと並行しての2人での活動は10年以上に。レストラン、イベント、小学校、幼稚園、保育園など九州各地で演奏を行う。川﨑さんはオーケストラや小編成の為の編曲や作曲なども手掛け、上山さんは、オーケストラ、室内楽を中心に演奏活動を行う他、「北九州交響楽団」のコンサートマスターとしても活躍。

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