住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog

10月1日から面会制限等の緩和を行います。

---

---

今回は、夏祭りで皆様にお楽しみいただいた観光体験ＶＲのご紹介です。モナトリエではここ数年、ＶＲの活用について検討を続けております。その第一弾として、先月の夏祭りの際に、宮古島観光を皆様に体験していただきました。約３分の映像は、映像クリエイターさんがモナトリエ専用に撮影・編集してくださったオリジナルです。
認知症の方をはじめ、多くの方に昔を思い出すことが触発されるような働きかけが、楽しみながらできないかという目的で始めたＶＲ。「随分前に、沖縄旅行したことを思い出しました」など、おかげさまで当日の皆様の反響もよく、次回の映像制作に向け、久々に訪れたい場所、見たい景色のアンケートをお願いいたしました。オリジナル撮影のため、エリアは九州内となりますが、できる限りご要望に沿えるよう取り組みを進めたいと考えております。

---

---

今年の夏祭りは、装いを新たに。
南国をテーマに、ＶＲにも初挑戦。

　今年の夏祭りのテーマは「南国」。いつもの出店やゲームではなく、2つの演奏会、3つの体験イベントというプログラムです。
まずは、福岡市からお迎えした「琉球國祭り太鼓」さん。客席の間に繰り出した５人のメンバーが、沖縄独特の掛け声で明るく威勢のよい演舞を披露すると、会場は一気に沖縄の雰囲気。皆様も腕や体を大きく揺らしリズムに乗ります。小さな太鼓がいくつか客席に配られると、手にした方々は見事なバチさばきでコラボ。「昔、お祭りでたたいたのを思い出したよ」「太鼓の人の手元をよく見て音を聴き、まねしたの（笑）」など、あちらこちらでにぎやかな音が響きます。

---

　２組目のゲストは、行橋市からお迎えした三線の宮村みつおさんとピアノのＫＡＯＲＵさん。沖縄の方言や歴史なども交えながら、温かな歌声とともに次々と曲を披露。実はお二人は、８年前にも演奏会にお迎えしたことがあり、アンコールは前回も盛り上がった『故郷』。もちろん、皆様のおはこの曲だけに、会場にはいつもの歌声が広がります。

---

　続いては、いよいよ体験イベントの時間。お好きなアロハシャツを選び、ハワイ風の背景の前で記念撮影です。まるで現地に行かれたように、表情豊かにポーズを決める皆様。ゴーグルを着用しての宮古島の観光体験ＶＲでは、「海のきれいさが、テレビとは違うわね!!」「感激したわ」「さっきの、沖縄の演奏を頭の中で流しながら見たのよ」と、上空から海中、海面から砂浜へと、360度の臨場感あふれる景観を存分にお楽しみのご様子です。　　　
軽食には、マンゴーやグアバのジュース、ノンアルのオリオンビール、旦過市場の新鮮なフルーツ、そして職員が手作りし出来たてを提供する沖縄名物「紅芋タルト」と「サーターアンダギー」をご用意。「南国は、ひとつの憧れですね」「気持ちが躍る感じです」と、お喜びいただけた今年の夏祭り。また来年も楽しみにお待ちください。

---

---

---

---

---

---

夏祭り前日の夕方。皆様がお部屋に戻られた後、翌日のサプライズに備えて、ひそかに２階展示コーナーに作品を飾ったのですが…。夏祭りの開始前には、「スイミー見た？すごいわよ!!」のお声がすでに聞こえます。
　夏祭り後半の体験イベントの合間に、順次ご案内したのは、夏に挑戦したデジタルアートの鑑賞です。第一声では、作品に近づきながら、「えー、こんなふうになったの？」「こんなに立派なものができるとは!!」といった驚き。続いて、「私の手形はどこ？」と、手形に添えたお名前を探し、ご自分やお仲間の手形がどのパーツになり作品を形作っているのか、確認される方も多く、「こんな皆さんと、一緒に暮らしているなんて幸せね」と、涙ぐむ方も。
「皆様をつなぎ、〈歓びのわ〉を広げたい」という、作品に込めた思いは、皆様のお力の集結で、かなえることができました。

---

9月17日から9月30日の献立表です。

---

---