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【スタッフつぶやき】1日

笑って終えられる1日が本当は一番いい日なのかもしれないけれど、やっちまったなぁと思う日でも思い返せば良いことも起きてる
ただ、”やっちまった”の残り香が濃いだけ

I様のお掃除からスタート
掃除機をかけていようが、トイレ掃除をしていようが、I様のお喋りは止まることはない
お喋り大好き、I様
私もI様に負けないお喋りなので、二人して大声で廊下に響き渡る声で喋りまくる
I様の掃除の最後にはお決まりの「この世の花」
以前勤めていた施設の体操に入っていた振り付けを覚えていて、一度ご披露してから毎回所望される
I様の歌に合わせてこの日も踊らせていただく
満面の笑顔で「ありがとうね!!」と手を取って喜んでいただける、この瞬間が嬉しくて息を切らしながらも踊ってしまう

続けて別のI様のお掃除に伺う
I様はご利用者様であり、人生の先輩
そこそこ生きてくると節々で出会う、いろいろ話を聞いてほしい、聞きたい、そんな存在
「元気な間に美味しいものを食べたいし、出かけたいのよ!」
そんなI様をサポートしたい、私にできることは何だろうと言葉を聞くたび考える
I様にはいつもパワーをいただいている
仕事であって、仕事でない時間、それがI様のお掃除

午後になれば、同郷の人、S様の入浴介助
S様のお部屋にご主人と写られた写真が飾ってある
入浴後、冷蔵庫から飲み物を出しながら、S様のお若い頃の写真を眺める
写真の中のS様は「The奥様」で、とても綺麗でおしゃれ
今だって変わらないはずだけれど、目の前のS様は私のアホに付き合ってボケたらツッコんでくれる「The関西人」
S様に言う
「この人と目の前のこの人が同じ人に思われへん」
S様が言われる
「実はちゃう人かもしれんよ、内緒にしといてな」
そういう返し、めっちゃ好き!
2人で息が合って最高や

次はM様のお部屋へ
京都から神戸ってJRでも阪急でも大阪・梅田で乗り換えないと行けないけど、モナトリエではエレベーターで上から下へ
男前なM様は気遣いの人でもある
30分のサービスでは時間が少なく床掃除の邪魔になるからと、廊下に出ていただける
その期待に応えて、しっかり綺麗にしながらも時間の無駄のないようにお掃除する
ご協力いただき残った時間は、関西人のおしゃべりの時間
M様はお話上手で、私のツボを押さえてこられる
こういう話、こういう間がええねん、でも毎回M様の面白い話ばかり聞かせてもらって、私は全然面白い話ができず申し訳ないと思いつつ、M様のお話を堪能させていただく

K様はその穏やかな独特の口調で私を癒してくれる
乾物屋、屋号は「イソベ」のお嬢様
先日、今季の海苔漁が始まったとニュースで見たので
「やっぱりイソベさんも有明の海苔ですか」
と伺うとK様が
「そうね、有明もだけど、中津もあったんですよ」
「それもニュースで見たことがある!でも、中津の海苔は今は貴重品何ですよね」
と続けると
「海苔は風味がいいのよ」
K様の上品な口調で言われると、磯の香りがしてきそう

この日の締め括りは別のK様
ヘルパーあるあるで、サービスに入らなければ自分は仕事をしていてもお会いするチャンスがないご利用者様がおられる
私とK様がそうで、しばらくお会いするチャンスがなかった
「顔を見せなかっただけで、元気にしてますよ」
K様にご挨拶すると
「その笑顔が見られて嬉しいわ」
そんな嬉しい言葉をいただいたら、私、泣いちゃうぞ、K様
嬉しいのか、恥ずかしいのか、分からない感情に溢れてしまう

やからす日もあるけれど、思い返せば嬉しいことに満ちているじゃないか
幸せは気づくもの、見つけるもの、すぐそばにあるもの
振り返れば、幸せじゃないか
いい日じゃないか



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