【お正月の過ごし方】モナトリエ・デイサービスセンター

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年の瀬もお正月も
皆様と楽しく穏やかに。

コロナ禍で迎えた初めての年末年始。再びの外出自粛でストレスも溜まりがちになる中、なんとか「例年に近い形でお正月をお楽しみいただきたい」と検討を重ね、いろいろなイベントをご用意させていただきました。今回は、その一部についてのご紹介です。
年末に予定していた、「すごろく」や「紅白歌合戦」は、感染予防のため残念ながら開催を断念。少しでも年の瀬を感じていただこうと、例年、京都の清水寺で発表される今年の漢字にちなみ、お一人ずつご自分に合った漢字をお書きいただくことにしました。お選びになった漢字は、「喜」「幸」「健」「楽」など、前向きなものや穏やかなものばかり。
年が明けて、お正月２日は例年通り、モナトリエ近くの菅原神社さんによる「新年安全祈願祭」です。おはらいの時間とデイサービスの入浴時間が近い方もおられ「お風呂よりもおはらいが大切」と、心待ちにされていたご様子。ご希望される方には、お一人ずつ玉串をささげていただき、おはらいは皆様のお住まいがある10階まで全ての階で行いました。また、初詣もお控えいただくことにしたため、モナトリエ内に神社を模した手造りの鳥居とお社をご用意。「今日はお参りだろ」とジャケットで正装された男性をはじめ、「二礼二拍手一礼」のお作法で丁寧にお参りされる皆様。スタッフ手作りのおみくじにも「わぁ、私にぴったりのことが書いてある」とお喜びいただけました。

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そして、新年最初のおやつレクリエーションは、ぜんざいです。今回は、餅つきや鏡開きはできませんでしたが、白玉粉に豆腐を入れたお団子作りに挑戦していただくことに。お水なしでもお団子の生地がまとまるか半信半疑のご様子でしたが、スタッフの言葉を信じこね続けるうちに手の感触が変わり「あっ、本当だ。豆腐だけでできるのね」と。あんと一緒にお椀によそって食べていただくと、「軟らかくておいしい」とご好評でした。

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物づくりレクはお正月らしく「羽子板」です。ベースの板に、色とりどりの和柄の布、鶴亀や獅子舞など縁起物を思い思いに飾るのですが、皆様とても集中されて作業中はほぼ無言。それぞれに個性的で華やかな羽子板が完成すると、お仲間やスタッフにご披露されたり、「娘に見せたら喜ぶわぁ」とお話しされる方も。この日はちょうど7日。この一年の平和を願い邪気を払うため七草がゆもお召し上がりいただきました。
皆様のおかげで、楽しく穏やかに過ごせたお正月。これからも、感染対策を行いながらできる限り日常のお楽しみをご提供してまいりたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。

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