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【お楽しみ会~オカリナと絵本の読み聞かせ~】モナトリエ・デイサービスセンター
- 2019-10-22 (火)
心地よい音色のオカリナ演奏、
手話歌、絵本など、笑顔で満喫。
9月のお楽しみ会は、約2年ぶりのご登場となる松岡玖美依さん。
「皆さん、こんにちは。今日は懐かしい曲の演奏と、絵本を読んでみたいと思います。楽しみにしていてください。1曲目はオカリナ演奏で『上を向いて歩こう』です。ご存知の方は一緒に歌ってください」。
懐かしく優しい音色が流れ始めると、思い思いにリズムを取る方、一緒に歌う方、ひときわ高いビブラートを響かせる方もいらっしゃいます。
2曲目は、『川の流れのように』を手話歌で。歩く様子やくねくね道など、歌詞に沿った手話をゆっくりと披露する松岡さんの穏やかな歌声に、大きな歌声を重ねる皆さん。「美空ひばりさんの最後のコンサートは小倉だったのご存知でしたか?」との問いかけに、深く頷き返します。
「次に絵本を読んでみたいと思います」と松岡さん。目の前のプロジェクターには、その絵本が大きく映し出されています。タイトルは『いいから いいから』。作者は長谷川義史。ほのぼのとしたBGMが流れる中、雷の親子が突然人間の家にやって来たお話しが始まります。珍客にも関わらず、食事やお風呂でもてなす一家。その度に恐縮する雷親子に、「いいから いいから」を繰り返すおじいちゃん、そして孫。案の定おへそは取られ、戻ってきたおへそが…という展開に、首を伸ばして絵本に見入る皆さんのこぼれそうな笑顔が会場いっぱいに広がります。
『また君に恋してる』の演奏に続いては、皆さんが手話歌に挑戦する『手のひらを太陽に』。ミミズ、オケラ、アメンボなど、練習の時からすぐに動きをマスターされ、本番の前奏が始まるとすでに最初の動きを準備されている方まで。その後も演奏の合間には、『三百六十五歩のマーチ』に合わせた体操もあり、盛りだくさんのプログラム。絵本『いいから いいから』は、2作目3作目と続きがあるそうで、またの機会を楽しみにしつつ、お開きとなりました。
音楽&絵本セラピスト 松岡玖美依(まつおかくみよ)さん
オカリナ奏者・宗次郎の演奏に魅了され、人の心を癒すオカリナを始めて約25年。手を動かすことで認知症予防を見据えた手話歌、絵本の語り、オカリナ演奏を組み合わせた「ほっとタイムコンサート」は大好評で、北九州市内を中心に高齢者施設、市民センターなどで月1回ほどのペースで公演を続ける。オカリナ、歌、手話歌は、それぞれ講師としても活躍中。若松区在住。
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