住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog

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【スタッフつぶやき】褒め上手の褒め言葉

以前、とある研修で”目の前の人を1分間とにかく褒めてください”という課題を出された
初対面の人と向かい合わせになり、とにかくお互い相手の外見でもいい、印象でも何でも思い付いたことでいいので、相手をとにかく1分間褒め続け会話を繋げるという難題
相手を褒めるというのは、簡単なようで意外と”バリエーション”に限りがあることに気が付く

モナトリエのご利用者様たちはその点、歳を重ねられているだけでなく、そういった場数、経験を多く積んでこられている点で褒められる相手の”ツボ”をグッとおさえられている

「元気があるわね」「明るいわね」という褒め言葉は、私が楽しく皆さんと笑いを共有したいと思った瞬間に、笑顔とともに言っていただけると嬉しさ倍増する
つたないながらも、ちょっとした私の芸(鼻笛)を披露した際は拍手とともに「よかった!!」という言葉だけでなく、私が近くに行った際には皆さんそれぞれの言葉で褒めていただける
「前回よりうまくなってたわよ」「いい音が出ていたわよ」「あなたがお当番のとき、私も嬉しい」など泣いてしまいそうな褒め言葉をいただく
失敗したときでも「チャレンジすることがいい」「新曲をありがとう」など励ましの言葉とともに褒めていただける

その中でも、私が皆さんの前で初めて芸を披露した際、I様が真剣な表情で手招きされている
音がうるさかった?下手くそ過ぎたか?と緊張と不安の中、I様の近くに行くと
「あなた!この技術、社長はご存知なの?!ご存知ないなら、私から伝えますよ!!」
こんな褒め方が存在していたとは?!
そんなところに褒められて嬉しい”ツボ”、言葉があったのか!という発見

褒め上手な皆さんから日々”褒める”を学びながら、褒められ上手になる私です



【お茶会】モナトリエ・デイサービスセンター

  • 2024-07-05 (金)

 ソフトクリームや水まんじゅうなど、毎月1回の「お楽しみおやつの日」が始まって1年。先日は和菓子のご用意と合わせてお茶会を開こうと話が進みました。着物姿の先生や浴衣に着替えたスタッフが登場すると、皆様の表情も一気に華やぎます。
 まずは、それぞれのお席から、前方のテーブルでご披露される先生のお点前をご覧いただくことに。次に、「ご自分でたてたい方は?」とお声掛けすると、数名の方が「やってみたい」と、先生のテーブルを囲みます。「気軽に飲んでいただきたい」という先生の思いから、説明はシンプルなものでしたが、長年のご経験から美しいお作法で楽しまれる方もいらっしゃいます。
お茶菓子の淡雪もお抹茶も、きれいに召し上がられた皆様。「月に1回ぐらい、お茶会があってもいいわよねぇ」とお喜びの感想をいただき、次回開催を検討しているところです。



【ラテンコンサート】モナトリエ

  • 2024-07-05 (金)

はるか遠くアンデスに誘う
ラテン・フォルクローレの調べ


 ステージに立つアルパカの縫いぐるみ。本物の毛を使ったリアルな姿とつぶらな瞳に、「触りたくなるわねぇ」「かわいい~」とのお声が聞こえます。今回の演奏会は、ラテン・フォルクローレです。
 「皆様、こんにちは。僕たちは南米ペルーから来ました」と、民族衣装のポンチョをまとったワイキスさん。「今日はとても変わった楽器を演奏したいと思います。もちろん、ノリノリもするよ。ゆっくりの曲もするよ。僕は弟のジョージ。こっちはお兄ちゃんのウィリー。よろしくお願いします」とのご挨拶に、大きな拍手が上がります。
 まずは、メキシコの「ベサメ・ムーチョ」。音色を響かせるのは、竹を束ねたサンポーニャ、縦笛のケーナ、小さなウクレレのようなチャランゴなど。ユニークな楽器の紹介にもうなずきながら耳を傾けます。その一方、フォルクローレ全体を支え核となるのはギターとも言われ、兄のウィリーさんは、明朗な中にも哀愁漂うフォルクローレギターの名手。マルチに楽器を演奏する多才なプレイヤーの弟ジョージさんと、兄弟ならではの息の合った演奏で遠くアンデスに誘います。
 「次の曲はノリノリ。一緒に手拍子OK?座ったまま体ゆらゆらね」と、続いての曲は、アルゼンチンの「花まつり」。笛や太鼓の軽快なリズムに、どんどん大きくなる手拍子。スペイン語ミニ講座を挟み、後半はペルーを代表する名曲「コンドルは飛んでいく」、日本の唱歌「故郷」、沖縄ゆかりの「花」が奏でられます。
 お開きは「コーヒールンバ」。タイトルを聞いた途端に大きな拍手が上がり、客席を回りながらの演奏では、「横に来てくれてうれしい」と、盛り上がりは最高潮に。習ったばかりのスペイン語「グラシアス」も聞こえます。「心がウキウキして良かった~」「踊りたかった~楽しかったわ」「『故郷』にはびっくりして、うれしかったよ」など、今回もお喜びいただけました。

WAYKIS(ワイキス)
ワイキスとは、インカ帝国より伝わる言葉ケチュア語で「兄弟」の意味。子ども時代から多くの音楽や楽器に親しみ、2001年から2人で日本に。互いにいくつかのバンドを経て、ワイキスを立ち上げる。大阪を拠点としつつ日本各地で活動を展開。ラテン・フォルクローレの伝統を踏まえながらも自ら作詞作曲を手掛けるなど 新しいフォルクローレの世界を開拓。音楽活動や各種レッスンを通じて、日本とペルーの架け橋となる異文化交流に力を入れている。



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