住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog

今月は、転倒や誤嚥などの事故を未然に防ぐ、リスクマネジメントのご紹介です。会議や研修では、他施設での事例やヒヤリハットを共有し対応策を検討しますが、何より大切にしているのは、スタッフ一人一人の気付きです。
お部屋の動線で気になる物の配置があれば、複数のスタッフで意見を交わし、ご本人にご説明した上で場所を変え、転倒防止に備えます。お食事のスピードや飲み込む力が気になる状況の方には、嚥下や咀嚼状態を確認し原因を考え、給食委員会のメンバーとも相談し、その方に合った食事方法を検討いたします。
多様な職種のスタッフがその方の状況を知っていることや、他の委員会との連携が、リスク管理には大切です。気になることはすぐに共有する、スタッフ間の風通しの良さは、「あの時言っておけば、防げたのに」という事態の回避にもつながっております。

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外部講師をお迎えして、初の砂絵作りに挑戦していただきました。ラメ入りの砂で描かれた手のひらサイズの紫陽花の見本をご覧になると、「きれいねぇ～」「こんなものがあるのね」と、声が上がります。
　材料は色とりどりの砂と、のり付けシートの下に下絵が隠された台紙。シートは10分割されており、パートごとに剝がしては、そこに見本と同じ色の砂を丁寧に振り入れます。シートを剥がすのも、砂を敷き詰めるのも細かい作業のため、爪楊枝が大活躍。色合いは砂の密度や厚みで変わるため、「こんな感じでどうでしょう」と、先生に尋ねながら集中して作業を進める皆様。少しずつ絵が見えてくると、「こんなふうになるのね」「すごいねぇ～」と感心されたご様子。
　完成品を、うれしそうにスタッフに見せてくださる方、早速、お部屋に飾られる方と、今回もお楽しみいただけました。

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皆様とラモさんの絆が織り成す、
モナトリエならではの演奏会。

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　待ちに待った、「トリオ・ラモ」さんの演奏会です。開演前から、「私のこと覚えてた？」「久しぶりよね～」とお声掛けされる方々に、「もちろん覚えていますよ」「うれしくて、涙が出ちゃう」とラモさん。早速、以前と変わらず和やかな雰囲気に。ラモさん手書きの懐かしいプログラムと歌詞カードをご覧になっては、「わぁ、好きな歌ばっかり」「今日は歌ってもいいの!?」「ほんと?うれしい～」など、驚きと喜びの声が上がります。
　モナトリエのオープン当初から長年にわたり、毎月演奏会にお越しくださっていたラモさん。3年前のコロナ禍直後には、メッセージと演奏を編集したビデオをいち早く届けてくださるなど心配りいただく中、今回ようやく再開の時を迎えることができました。
　ラモさんをご存じの方には再会の、そうでない方には初めましての意味を込め、幕開けは『愛の挨拶』です。相変わらず、息ぴったりの温かく華やかな響きに、身も心も委ねる皆様。親しみのあるピアノの音色に、低音が心地よいチェロとファゴットという、珍しい編成の演奏が聴けるのは、モナトリエならでは豊かなひととき。
クラシックが続いた後は、お待ちかねの童謡・唱歌の時間です。皆様の好みをよくご存じのラモさんの選曲は、『ふるさと』『みかんの花咲く丘』『茶摘み』など6曲。しかも『こい(鯉)のぼり』は、♪やねよりたかいこいのぼり、♪甍(いらか)の波と雲の波、の2曲です。せっかくの歌詞カードが必要ないほど、真っすぐにラモさんの演奏を見つめながら、大きな声で歌う皆様。お開きの『幸せなら手をたたこう』とジブリ映画の名曲まで、演奏は全12曲。「3人がよく思い出してくれた。また来てほしい」、「もう涙が出てたまらない」など、これまでの絆があればこそ醸し出される音色や雰囲気に感慨もひとしお。現在、定期的な演奏会開催に向け、準備を進めております。

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トリオ・ラモさん
ピアノ／越智可奈子さん　
ファゴット／山本恵梨さん　
チェロ／大原ひとみさん
小学生の頃「北九州ジュニアオーケストラ」のメンバーとして、出会った3人。中学、高校と別々の学校へ進学するも、「大分県立芸術文化短期大学音楽科」で再会。同短大専攻科修了後プロに。個人や「ラモ」として多くの演奏会で活躍。「今回の選曲ができたのも、皆様がこれまでにいろいろな曲を教えてくれたから。元気な皆様にお会いできて本当にうれしい」と、モナトリエでの次回演奏に向け、リクエスト曲を募集中。「ラモ」はスペイン語で花束の意味。

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6月18日から7月1日の献立表です。

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モナトリエ・デイサービスセンターの6月レクリエーション予定表です。

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