住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog
【モナトリエ10年の歩み≪後編≫】モナトリエ
- 2022-07-23 (土)
実績と新たな挑戦で、信頼のブランドへ。 モナトリエ10年の歩み≪後編≫
重度の認知症の方を対象とした、グループホーム「モンテラッセ」の開設以降も、モナトリエでは認知症予防のために、懐かしい歌や写真を使っての回想法や音楽療法、嗅覚に働きかけるアロマの活用など、多くの取り組みを続けてまいりました。指先を使い脳の活性化を促す目的や、お仲間との交流を深める日々の楽しみや生きがい創出としてのサロン活動では、絵画、陶芸、生け花、フラワーアレンジメント、書道、茶話会など、多彩なジャンルに挑戦していただいております。
また、季節に応じたおやつ作りや、テラスでの「サンマ祭り」や「焼き芋大会」では、お料理の腕を振るわれたり、火起こしの技をご披露いただいたりと、決まったお食事を召し上がっていただくだけではなく、時には作る楽しみも味わっていただく日々。カクテルパーティーやマグロの解体ショー込みのおすしバイキングなどを開催したこともあります。2018年からは介護美容にも力を入れ、アロマハンドマッサージやネイルアートも定期的に開催。恒例の夏祭りや運動会では、準備段階から、それぞれの得意分野を生かして作業を進めてくださり、本番では、お仲間と童心に返り、大いに盛り上がられているご様子をうれしく拝見いたしておりました。
しかし、そんな日々を一変させたのが、2020年春からのコロナ禍です。初めての緊急事態宣言、未知なる感染症への対策など、当初は分からないことばかりで手探りの日々が続いた中、皆様方のご理解、ご協力には心から感謝申し上げます。外出や面会の制限を続けざるを得ない中、なんとか皆様に楽しんでいただくことはできないかと、職種に関係なくスタッフが一丸となり、屋上散策やコンビニの出張販売、移動カフェ、マルシェの開催などにこぎつけました。
駆け足で振り返った10年ですが、この積み重ねを礎に次の10年に向け、私たちのミッション(使命)を一新いたしましたのでご紹介させていただきます。それは、「高い専門性と視座、ホスピタリティ精神をもって、ご利用者様と社会とのしなやかな関係性を支援し、
お一人おひとりの「もっと心躍る明日」へ共に歩く。」というものです。
私たち一人ひとりが、対人援助のプロフェッショナルとして、根拠あるアプローチとそれに基づいた専門的ケアをさらに徹底いたします。そのような私たちの存在が皆様の安心につながり、自然と笑顔が交わされる日々を重ねてまりたいと思っております。
また、「私たちの事業・仕事は何か」という再定義も試みました。例えば 世界最大のコーヒーチェーンであるスターバックスは、コーヒーを通じて、人々に活力と潤いを与えることがミッションです。コーヒーを売り利益の追求だけが、会社の目的ではありません。これをモナトリエに置き換えると、「プロの視点で皆様のお困りごとに寄り添い、可能性を引き出したり、笑顔になっていただいたりするためにお手伝いすることがミッション。」と捉えることができます。これからも、ご家族やご本人にとって誇りや喜びとなる、そうした「信頼のブランド」へとモナトリエは進化を続けます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
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【花紙で夏のオブジェ】モナトリエ・デイサービスセンター
- 2022-07-23 (土)
外部講師による7月の教室は、夏のオブジェです。材料のミニすだれをご覧になった途端、「わぁ、夏らしくていいわね」との声。先生がご準備されていたのは、黄色のお花紙を3枚重ね蛇腹折りにしたもので、中央部分がワイヤーで束ねられています。そのお花紙を1枚1枚丁寧に開きながら形よく起こし、ヒマワリを咲かせるのですが、その開き加減でニュアンスが違ってくるから不思議です。
ヒマワリや葉っぱ、アサガオやつるといったパーツを、すだれのどこに配置するかで、仕上がりのイメージは大きく変わります。そのため、お仲間同士で、「どのあたりに付ける?」「それいいわねぇ」とおしゃべりしたり、先生には「どうしたら、もっと見栄えが良くなりますか?」「見本とは違いますが、こうやってもいいですか?」とご相談されたり。今回も個性豊かな作品が完成しました。
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