住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog

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【懐かしの写真展】モナトリエ

  • 2022-04-23 (土)

小倉の街の変遷をたどる、
懐かしの「思い出写真ライブ」。

 4月の初めに、久しぶりのイベントを開催いたしました。会場となる3階に向かうエレベーターの中では、「今日は何があるのかしら、楽しみね」との会話も聞こえ、入場された方々は、大きなスクリーンを前に、「席はどこにしようかしら」と、思い思いの良い場所をお探しです。
この日、お越しくださったのは、郷土史古写真研究をされている上田薫さん。「私は小倉生まれの小倉育ちです。明治から令和まで、移り変わった街の姿をご覧いただき、幼い頃の思い出にタイムスリップしていただければと思い、たくさんのお写真をご用意しました」とのご挨拶に、期待の拍手が送られます。


オルゴールの優しい調べにのり、最初に映し出されたのは、懐かしの小倉市民会館です。「勝山公園の中にあって、市民プールがありましたね」。「JR小倉駅の初代駅舎が完成する直前の姿です。祇園太鼓の像は、待合場所によく使われたと思います。映っている車は、今で言うクラシックカーですね」と上田さん。小倉市立病院、TOTO、十条製紙、火の見櫓があった昔の小倉北消防署、西鉄の車庫、豊楽園球場など次々と映し出される写真に、会場からは「へぇ~」「あぁ~」といった声が聞こえます。
かねやす百貨店、東映会館、外壁の掲示板にニュースが流れる井筒屋、屋上にプラネタリウムがある玉屋など、街中の写真に、「懐かしいいねぇ」と、首を伸ばし見入る皆様。常盤橋と乃木大将、軍医・森鷗外の勤務地、小倉陸軍造兵廠(兵器工場)、防空監視哨など、軍都としての小倉の姿も、上田さんの独自取材による貴重なエピソードとともに紹介されます。
皆様この日を心待ちにされていたようで、感染対策のためにお席の間隔を空けた会場では1度でご案内できず、急きょ2回公演を行うことに。幕あいには、郷土の歴史について、熱心に上田さんにお尋ねされる方もおられ、充実したひとときとなりました。


郷土史古写真研究 上田薫さん
写真撮影は小学生の頃から始め、会社員時代にはエンジニアとして報告書作成のためにさらに技術を磨く。その後、介護職に転職し、多くのご利用者様からお世話の際に郷土の歴史を学ぶ。還暦の同窓会で、子どもの頃の小倉の写真を準備したことを機に、培った写真技術と聞き取った郷土の歴史秘話を生かした活動に取り組み13年目。懐かしい映像を使い過去の記憶を呼び戻すことで、認知症の予防や現状維持に役立つとされる回想法を研究するサポートも行っている。


【桜の壁画】モナトリエ・デイサービスセンター

  • 2022-04-23 (土)

 デイサービスで、2月半ばから制作を始めたのは、桜の風景画です。模造紙2枚分の下絵に沿って、青空と緑、そこに憩う猫たちをちぎり絵で描きます。折り紙をちぎったり貼ったりの細かい作業と並行して進むのは、桜の花作り。スタッフが折り紙の見本をお見せすると、「前にこんなのやったことあるよ」と、別バージョンを教えてくださる方もいらして、桜の品種にバリエーションが生まれます。
両脇の存在感がある幹は、新聞紙をお花紙でくるみ、樹皮の質感を表現したもの。そこに日々少しずつ桜を立体的に貼っていき、「今は、二分咲き」「今は、三分咲き」と、ニュースのようにお伝えし、4月最初の週末に満開を迎えました。
「きれいねぇ」「いいのができたねぇ」「もう、外は葉桜でしょ。でも、ここは咲いているのね」など、長い見頃をお楽しみいただいております。


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