住宅型有料老人ホーム「モナトリエ」スタッフBlog
【お楽しみ会 詩吟 川原旭祥さん】モナトリエ・デイサービスセンター
- 2019-06-21 (金)
~お馴染みの「黒田節」や「川中島」で一緒に声を出し、詩吟に親しむ~
さわやかな初夏の陽気となった5月下旬。お楽しみ会にお迎えしたのは、川原旭祥さん。漢詩や日本語の詩歌に節をつけて詠み上げる詩吟をご披露くださいます。
「松口月城(まつぐちげつじょう)作『名鎗日本号(めいそうにっぽんごう)』!」と、高らかな声で曲紹介をする川原さん。♪美酒元来 吾が好む所(びしゅがんらい わがこのむところ)、と短い詩の中に感情を込めた節で吟じたかと思うと、突如始まった『黒田節』。これは前後4行ずつの詩の間に歌を挟む歌謡吟と言うもので、『黒田節』を挟んだ詩吟は祝吟と呼ばれるそうです。
通常の『黒田節』とは少し節が違うものの、♪酒は飲め飲め~と川原さんが吟じ始めると、頷きながら聞く方、口ずさむ方、次第に大きな声で歌う方と、早速、詩吟を楽しまれる皆さん。大きな拍手が会場を包みます。
続いては、「昔馴染みの『川中島』です。最初の詩を流しますから、覚えておられる方は、一緒にお願いします」との呼びかけに、客席から「はーい」と元気な声が。♪鞭声粛粛 夜河を過る(べんせいしゅくしゅく よるかわをわたる)と、高く艶のある川原さんの声に合わせ、多くの方が一緒に吟じます。
その後は中国の詩人・李白が月や故郷を詠んだ詩、『静夜思』『峨眉山月(がびさんげつ)の歌』、坂本龍馬の戦いの様子を詠う詩吟などもご披露いただきますが、やはり人気は、『黒田節』を挟んだ『名鎗日本号』と『川中島』。繰り返し皆さんで吟じるうちに声もだんだんと大きくなります。「今日はありがとうございました」と言う川原さんに大きな拍手が送られ、お楽しみ会はお開きに。
すぐに、川原さんのもとに来られたご利用者様が。「先生ありがとうございました。またおい出てください。私も詩吟大好きで、12の時から習いました。特に『川中島』…」と、しばし詩吟好きのスタッフも交え、おしゃべりの花が咲きました。
インスタグラム始めました。
そちらも、ご覧いただければ幸いです。
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