【スタッフつぶやき】会話

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T様はよくある訳じゃないけれど、ないわけでもないお名前だけれど、漢字が珍しい

T様は左耳が聞こえやすいと分かっていても、自分の左右とT様の左右で迷っていたら、あっという間にエレベーターはついてしまう

今日は久しぶり、T様の入浴のお手伝い

ちゃんと左耳からゆっくりとお喋りする

湯船に浸かりながら、T様のお生まれを伺う

Tという苗字は久留米に多いらしい

「あなたはどちらの出身なの?」

「京都です」

「雅なのね」

なぜか「京都」を名乗る人は「京都市内」碁盤の目の中に存在する地域のみを指すもので、それ意外、洛外は京都府であって京都でない

そんなことをT様に話すけれど

「いやいや、そんなことはない、優雅な人よ」

T様が続けられる

「でも、きっと、京都は観光するのはいいけど、暮らすのは大変でしょうね」

T様が言われる通り、暮らす京都は全くと言っていいほど、異国の地

子どもの頃から見聞きしたThe京都をお話しすると、T様が声を上げて笑われる

「九州の人間はパッと言葉にするけれど、裏表はないからね、私は京都で暮らすのは無理だわ」

T様がお風呂から上がっても楽しそうに話される

「(あなたと)お喋りするの、楽しいわ、ありがとう」

入浴後、ご一緒するエレベーターでもお話しを続けられるT様

嬉しい

お部屋へ戻る廊下で話される

「生まれは八幡だけど、若い頃は上海、大連にも行って華やかな青春を過ごしたのよ」

”華やかな青春”!!

T様のお話をまだまだ聞きたい、聞き足りない

話せば、話すだけ、尽きることのない話題、会話

「またご一緒して下さい」

この言葉にウラはなし